なんか書き足していくうちに記事が長くなって扱いにくくなってきたので「その2」を立てる。3/19の専門家会議提言をくぎりに。
過去の記事は
「その1」→ https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2020/03/17/133303
続きの記事は
「その3」→ https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2020/03/26/173212
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3/19深夜付で、専門家会議の提言がリリース。
NHKの特設サイトは、一つのページに新しい情報を積み上げていくかたちなのだな。なので、10日前の提言へのリンクとおなじURLで新しい提言がトップに出てくる。わかりやすいのかややこしいのか。
www3.nhk.or.jp
これをどう読むべしなのかは、もうすこし風のうわさを見ていよう。「何言ってるかわからん」という風評は目にした。
あと、まぁ自分的にどう考えてどうふるまうか、ということでいえば、たぶん「前回と変わらないことを引き続き」ということだろうと理解しておく。
ただ、とりあえず、第一印象で気になるのは、
全体としては
…図2に示したように、日本全国の実効再生産数は、日によって変動はあるものの、1をはさんで変動している状況が続いたものの、3月上旬以降をみると、連続して1を下回り続けています。今後とも、この動向がどのように変化するのか、注意深く観察を続けながら、状況に応じた必要な対応をその都度、機敏に講じることが求められます。…
というのはいいとして、
…図3に示したように、感染源(リンク)が分からない感染者の増加が生じている地域が散発的に発生しています。今後、クラスター(患者集団)の感染源(リンク)が分からない感染者が増えていく場合は、その背景に、どのような規模の感染者が存在しているかがわからなくなることを意味しています。現時点では、こうした感染経路が明らかではない患者が増加している地域は局地的かつ小規模に留まっているものの、…
というあたりで、これはぞっとしない。「地域ごと」というのは、そういうことだろうなと理解しておく。
じゃあ、地域の司令塔みたいなものがたちあがるべしということなのかしらん。
www.asahi.com
「大阪-兵庫間の行き来、3連休中の自粛要請 大阪府知事」
大阪府の吉村洋文知事は19日、新型コロナウイルスの感染が兵庫県と大阪府で急増する懸念があるとして、20日からの3連休に両府県間の不要不急の往来を自粛するよう住民に協力を求めた。特に兵庫で感染が広がっており、往来が多い両府県間の移動を制限する異例の要請に踏み切った。
吉村氏は19日夜、大阪府庁で記者団に「爆発的な感染がいつ起きてもおかしくない」と指摘した。厚生労働省を通じて「最悪の場合4月3日までに(両府県の)感染者数が3374人、重症者が227人になる」との専門家の試算が伝えられ、併せて提案された往来制限を導入することにしたという。19日までに人口880万人の大阪で119人、人口540万人の兵庫で93人の感染者が出ている。
阪神間は人の移動が多い。吉村氏は「すべての社会活動、経済活動を完全にストップすると、別の大きな問題が出てくる」とも述べ、連休明け以降については往来自粛は求めないことを前提に、感染者数の推移を注視する考えを示した。
一方、兵庫県の井戸敏三知事は19日、連休明けの24日までをめどに当面、不要不急の往来や会合を自粛するよう呼びかけた。大阪と異なり自粛期間を24日までとしたのは、同日に県の専門家会議があり、そこでの判断をみるためだという。
いずれの要請も、13日に成立した改正新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づかない。(笹川翔平、高橋大作、青瀬健)
うーん、たとえばこういうの?これは専門的にどうなのか、ということと、知事にいきなりこんなん言われてもじっさいに可能なのか、ということと、まぁいろいろ気になるなあ。地域で司令塔ができるんなら、それもちゃんと専門家の意見をふまえて&専門家の意見を踏まえていることがちゃんと目に見えるような発信のしかたで、やってほしいものではあるね。
↓
補足。吉村府知事のツイート。厚労省から提案を受けたという資料の写真をアップ。
厚労省から受けたこの提案を重視し、方針を決定した。単なる有識者やコメンテーターが作成したものじゃない。国がこの書類を持って大阪府と兵庫県にわざわざ説明に来て提案された。重要な事実と判断して外に出した。多くのコメンテーターはこんな数字なる訳ないと思うだろうが、僕は無視できない。 pic.twitter.com/hRvR85tcC6
— 吉村洋文(大阪府知事) (@hiroyoshimura) 2020年3月20日
「必要な対策の方向性(案)」という項の、手書きで赤線を引いてあるところの文言に曰く、「大阪府・兵庫県内外の不要不急な往来の自粛を呼びかける。」これを根拠としているということか?
↓
3/19専門家会議提言に、上記吉村府知事ツイート資料にある「北海道大学西浦教授」という名前は、たしかに登場して、今後の見通しの推計などをしている。大阪府・兵庫県というのが、「図3に示したように、感染源(リンク)が分からない感染者の増加が生じている地域が散発的に発生してい」るというのに該当しているように読めることもあわせ、また、専門家会議提言の「7.地域ごとの対応に関する基本的な考え方」の「感染状況が拡大傾向にある地域では、まん延のおそれが高い段階にならないように、まずは、地域における独自のメッセージやアラートの発出や一律自粛の必要性について適切に検討する必要があります。」という文言や、「III.提言等 1.政府及び地方公共団体への提言」の中の「(2)北海道及び各地方公共団体へのお願い」にある「…北海道の経験は、他の地域においても、政府との緊密な情報連携により、地方公共団体の首長による独自のメッセージやアラートの発出等が、地域住民の行動変容につながり、一定の効果を上げる可能性を示唆していると考えます。感染状況が拡大傾向にある地方公共団体におかれましては、まん延のおそれが高くならないように、厚生労働省からもたらされた情報等を基に、まずは、地域住民の行動変容につなげるための自発的な取組の実施も考慮していただきたいと考えます。 」という文言あたりが意識されたのかなあ、というふうに見えなくもない。専門家会議の中の人の作成した?資料と提言に盛り込まれる予定の方向性あたりを盛り込んだレクチャーがしかるべき筋からあったのかもしれないし、専門家会議提言がリリースされる日に大阪府知事が印象的なアラートを発することが全国的な話題と雰囲気づくりになるという計算もひょっとしたらしかるべき筋にあったのかもしれない等々、想像はいくらでもできるけれどそのへんは不明。
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「新型コロナウイルスによる「死亡者」および不況による「自殺者」の「最小化」を目指すリスクマ・ネジメント対策 ~京都大学レジリエンス実践ユニットからの提案~」From 藤井聡@京都大学大学院教授、という3/18付の記事。
38news.jp
専門家会議は、(…)当面の間、「密閉」「密集」「近距離の会話」という三つの条件が重なり合う機会を避けるべきであるという見解…
…いずれにしてもこの見解は、一つの条件でも欠ければ、感染リスクは大幅に低減するのであり、したがって、一つの条件でも欠けているイベントや会合の開催を自粛は、さして重要ではない、ということを「暗示」するものでした。…
…
例えば、密閉し密集していても、誰も近距離で会話しない、ないしは全員が確実にマスクをしていれば(会合前後に手洗いをしっかりとする限りにおいて)、感染者の飛沫が、感染してしまうほどに各出席者の口や鼻などの粘膜に到達するリスクはほぼ考えられません。
あるいは、人々が密集しながら会話している状況でも、例えば換気の良い部屋や屋外であれば、感染者の飛沫が、感染してしまうに十分な量が各出席者の粘膜に到達するリスクが大きく低減するからです。
そもそも、…
…したがって、上記の「三条件の重なり」さえ回避すれば、仮にその会合・イベントに感染された方がおられたとしても、他者に感染してしまうリスクは極めて小さい確率になるわけです。
…
こういう、「何に気を付けて何をやっていいのか」を意識できるといい。ついつい「何をやってはいけないのか」だけに意識が向いてしまいがち・情報発信してしまいがちになるので、そうすると、委縮する方向にしかむかわなくなってしまう。
↓
あーでもこの記事の著者の藤井という人は、べつに医療の専門家ということでもないんだな。社会工学とかの人であると。だから、この人に「リスクが小さいです」と言われてもそれだけで安心という気分には、まぁならないですなあ。つまり、私自身と同じ資料を読んで同じ理路で同じ結論に達しているわけなので、自分で考えて安心感に到達しないのであればこの人の文章を読んでも同じであるという理屈。
↓
自分が上記↑の記事にたどり着いたのは、京大でウイルス研究をしているかたのツイート経由(このかたが当該「ユニット」やこの記事の内容にかかわっている人なのかはぱっと見たところ分からない)。
京都大学レジリエンスユニットからの提言です。お時間あればお読み下さい。また、ご納得されれば、拡散いただければ幸いです。https://t.co/UzbQPkLUVl
— Takayuki Miyazawa(宮沢 孝幸) (@takavet1) 2020年3月18日
「ご納得されれば、拡散いただければ幸いです」という言いまわしのニュアンスが微妙かなあ。
あと、気になったのは、この社会工学の方の記事が、自分含め知らん人がぼんやり読むとウイルスとか感染症とかの専門家が語っているように見えるんじゃないかということで、それが文章の「文体」の効果なんじゃないか、というところ。たとえば
感染者の飛沫が、感染してしまうに十分な量が各出席者の粘膜に到達するリスクが大きく低減する
みたいな言い回し、「飛沫」「粘膜に到達」みたいな?ところが、「専門家が語ってるみ」を感じさせる気がする。
そのわりに、言っている内容は、結果として、専門家会議の提言が文書の中で直接的に言っていない(し、3/19の提言でもそういう言い回しにはなっていない)、「「三条件の重なり」さえ回避すれば、…リスクは極めて小さい確率になる」という積極的なニュアンス、ようするに「○○を避けよ」ではなく「○○にさえ気を付ければ積極的に活動していい」というポジティブなニュアンスを出していて、まぁいってみれば医療の専門家が言いにくいニュアンスに社会工学の専門家の立場から踏み込んで言ってる、という図式だろう。だとすると、それを医療とか感染症とかの専門家が語ってるっぽく誤認させてしまうというのはびみょうかなあと思わなくはない。
で、判断付きにくいのは、この当該記事が「京都大学レジリエンス実践ユニットからの提案」と題されているので、記事の内容はその「ユニット」によるものである、というふうにも読めるし、「ユニット」というかぎりはその中に記事著者の社会工学のかただけでなく複数のメンバーがいろいろ検討してるんだろうし、その中で医療や感染症の専門家の意見が反映されたりチェックを経たりしていることは想像できる。でもそのへんがぱっと見では明示されてないし、まぁ書いてある内容の理路そのものはさっき書いた通り自分で専門家会議の提言を素人的にさらっと見て思ってたようなこととだいたい同じなので、でもぱっと見ると専門家が語ってるような文体にも見えるので、そのへんがなんか微妙かなあ、という気はするのである。
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なんか、複数の医療系の人のツイッターで、いいまとめであるということで肯定的に紹介されてたのでブックマーク。記事の著者は、医療系の専門家ではなくて弁護士の人らしい。専門家会議の提言から読めることをまとめている(そのいみでは↑上の社会工学の方の記事と同じ立ち位置かな)。
note.com
なんか、入りのあたりの脅かし方がぞっとしないと思いつつ、「2. クラスター対策の理論的根拠」あたりは納得いくというか、言われてたことの根拠としてGrantz論文、Nishiura論文を参照してるとこがいい。
(1) COVID19の伝播の特徴 ―― R0の分散が大きい(Grantz論文)
…
インフルエンザは感染者が平均値に近い二次感染を起こし、いわばじわじわと連続的に感染します。COVID19は、ほとんどの感染者が二次感染を起こしませんが、少数の感染者が大きな二次感染を引き起こし「飛び飛び」に伝播するのです。少数の感染者が引き起こす大規模な二次感染、これがクラスター感染です。
(2) クラスター対策の発生要因の解明(Nishiura論文)
Grantz論文は、クラスター感染を抑え込めば、R0<1の状態を達成できること、すなわち流行を収束に導くことができることを示しました。しかし、クラスター感染を抑え込む具体的手段がなければ、絵に描いた餅です。その手段を示したのがNishiura論文です。…
…図に示されている通り、感染源が閉鎖環境にいた場合、そうでない場合より遥かに二次感染を引き起こすのです。閉鎖環境でなければ(白グラフ)、ほとんど二次感染は生じないし、せいぜい1~2名くらいです。閉鎖環境にいると、10人規模の二次感染を引き起こしています(灰グラフ)。すなわちクラスターの顕著な原因の一つは閉鎖環境です。閉鎖環境は、18.7倍(95%CI: 6.0, 57.9)のリスクがあります。
で、その「閉鎖環境」というのは、くだんの「3つの条件が同時に重なった場」というのの根拠のひとつになってるぞと。でまぁ、たとえばいままでのところ満員電車がクラスターになったという例が見られないのも含め、どうやらこの「3つの条件が同時に重なる」のさえ回避すればいけるんじゃないか(「満員電車は、密閉・密集の条件を満たしますが、人は対面して会話しません。密接の条件を満たさないのです。極めて直感に反する奇妙な性質ですが、これは事実です。」)、という対策会議提案が出てきたわけだよ、という。なるほど。
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微妙なニュアンスのツイート付きで紹介されていた「新型コロナウイルスは空気中で数時間、固形物の表面で2~3日生存可能だとする研究結果…」の図表。空気中3時間、ボール紙24時間、プラスチック、ステンレス表面2-3日だと。まぁこういうのも実験的な環境下と実際の生活の中ではまた違うだろうから、基本的な考え方というていどで理解するのかなあ。
過度に気にするのもあれですが
— 岸田直樹【コビットファイター/感染症専門医】MD,MPH, 三児(男×3)父、kiccyはキッシー (@kiccy7777) 2020年3月20日
知っておくと役立つことはあります
【コロナウイルスの生存期間】https://t.co/gbAT0LYvPU
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薬について。
続き
— りちおさん (@richiosan) 2020年3月21日
「そうなんですか。早とちりしたかな笑」
「どんな薬にも一長一短ありますしやたら怖がらせる書き方はよくないですね笑」
「うん私らわからへんから笑」
「じゃあその話は一旦置いて、症状に合わせて選んでいきましょうか。具体的に今どんな症状ですか?」
話をして、聞いて、くれはってよかった
これについては、かなりまえから、「インフルエンザのときは市販の熱さましに気を付けるべし」という話を聞いてそれを信じて10年ぐらい過ごしていて、だからこのたびについても同様であろうと理解していたし、先日、大丈夫といわれていた市販薬を購入済みである。
なので、まぁそれがガセであっても直接的にすごく困ることはないのだが…ガセなのかあ。いやまぁ、「極端に単純に白黒、ではなくて、場合による」ということも含んでるのかもしれないし、まぁ、もし実際に使うことになったら自分的にはいちおう、気分の問題もあるので今まで通りの選択をファーストチョイスにしつつ、まぁでもお医者さんとか薬剤師さんとかに相談するタイミングがあれば聞いて判断する、ぐらいの湯加減にしておくかあ。
↓
3/25
自分の大学でも、年度初めをどうするか、授業をどうするか、見えてきた。というか相談して決めて発表するということを、せざるをえんので、している。会議では、「走りながら考える」という言葉が出る。
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ここ数日の状況は、たぶん、
・3/19の専門家会議提言がでた。
・連休があった。
・オリンピックの延期が決まった。
で、このへんがあれこれ絡まって、いいほうにかわるいほうにか、ともかく事態が進展しているみたい。
たとえば、
・専門家会議の提言を、誤って、峠は越えたというニュアンスで捉えて(ひとは聞きたいことしか聞かない)、いつまでも自粛などやってられないとばかりに、お天気の連休に、いろいろなイベントとか混雑花見とかK-1大会とかありまくった。
というのもあるだろう。これは相当やばいみたい。
あるいは、
・オリンピックの延期が決まったので、国やら東京都やらが見た目もはばからず遠慮なく緊急事態的な対応をできるようになったorするようになったorするであろう、
という観測もちらほら目にする。これは多少ありそうだけれどちょっとうがった見方かも。
ともあれ、ちょっと空気感が変化したのは感じる。
*
とりあえず、この記事をブックマーク。
坂本先生本当に伝える能力高い😅
— 手を洗う救急医Taka🔥 (@mph_for_doctors) 2020年3月25日
"私は3つの条件をぎゅうぎゅう(手の届くところに大勢の人)、むんむん(密閉空間で換気がわるい)、がやがや(近距離で会話や発声)と覚えています"
新型コロナもう飽きた、でも感染は心配…今何をすればいいの?(坂本史衣) - Y!ニュース https://t.co/uyjGpW3qcs
この坂本という先生は、NHKのコロナ特番によく登場して、「きをつけるべきこと/できること」をバランスよく説明してくれるなあと思っている。
お花見について、数日前に、
「三条件の重なり」を回避すべしであれば、個人的には、お花見や旅行は、気を付けつつやる事でOKになると思う。
— ishitobi kazuhiko (@2013_ishitobi) 2020年3月23日
テレビで自粛ムードの緩みとしてお花見の映像が流れてて、確かに東京の群衆花見は雪まつりと同じで戸外でもダメと言われたら納得するけど、単にお花見を糾弾するのは悪い精神論だと思う。
と思っていたんだけれど、『あさイチ』の冒頭企画「新型コロナウイルスに立ち向かう!~おでかけの極意~」によると、
www1.nhk.or.jp
お花見は
お花見
東京都など「宴会」の自粛が呼びかけられている地域もある、「お花見」は・・・。
▼「人数」と「飲食するかどうか」がポイントです。花見で大人数で集まって宴会というと、同じ料理をみんなでつつくことも多いですよね。そうなるとリスクは高くなってしまいます。大人数が近い距離で話すような宴会型の花見は、ことしは避けた方がいいようです。
そこで坂本さんおススメなのが・・・
▼「散歩」しながらのお花見!少人数で屋外を歩くことにリスクはほとんどなく、むしろ適度な運動は身体にもよいですのでおすすめだそうです。
※なお、厚生労働省によると、桜の名所に大勢が集まるようなことは避けて欲しいとのことでした。ことしは、近所の桜を散歩しながら楽しむのがよさそうですね。
とのこと。わかりやすい。
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「令和2年度における大学等の授業の開始等について(通知)」3/24
https://t.co/8407F8FWni
"第 21 条等で定める学修時間を確保するための方策を大学等が講じていることを前提に,10 週又は 15 週の期間について弾力的に取り扱って差し支えない" https://t.co/RnRN31ioxU
— KAMIHIRA TAKAHITO (@peru_g13) 2020年3月24日
まぁひとまず出てよかった。各大学、見切り発車で授業開始延期してたもんね。
とはいえ、やはり難しいのはこれからですが。
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やはりこれをブックマーク。
headlines.yahoo.co.jp
・・・
今、海外で流行が増大しているため、状況は1月以降、これまでの2カ月半よりも厳しい状態にあります。ヨーロッパ、米国、東南アジア、中東などから、続々と感染者が訪れています。上記のように国内伝播を一旦制御に近くできたために、最近報告される感染者数の結構な割合を輸入感染者が占めるようになってきました。外国籍の方の入国は一部止まりつつありますが、米国は続いていますし、邦人の帰国には備えなければなりません。報告された輸入感染者は氷山の一角であり、今後、診断されていない輸入感染者が続々と次の流行を生み出すものと思われます。
それは1月から2月上旬に中国および中国帰りの渡航者を端緒として始まった流行の比ではありません。非常識を承知で分かりやすいようにミサイルで例えると、1月から2月上旬は短距離ミサイルが5~10発命中した程度ですが、この3月のパンデミックの状況というのは空から次々と焼夷弾が降ってきているような状態です。そこで「火事を一つ一つ止めないといけない」というようなのが今の状態です。
このことを少なくとも全国の保健医療関係者にご理解いただけないままでは、今後、大規模流行が起こるリスクが高いことを、私は危惧しています。現状では、市民の皆さまがそこまでの危機意識をもってこの流行に対峙したり、一人一人の行動を考えていないものと思います。過度の行動制限や都市封鎖などで見込まれる経済的ダメージが起こらないように、50人以上の大規模イベントへの参加をやめ、2次感染が何度か発生した3条件の重なる場所(例えばスポーツジム、ライブハウス、展示商談会、接待飲食など)およびその他の機会(懇親会など)の接触を控えることができないといけません。
全国の保健医療従事者へ「助けてください」
ぜひとも全国の保健医療従事者の皆さまにまずこのことを知っていただき、皆さんが知識の伝道者となっていただかなければなりません。
今、頑張って皆で行動を変えることができれば切り抜けられる可能性が高いです。皆さんの力が必要です。お願いします、助けてください。
文章の宛先は「全国の保健医療従事者」だけど、「皆さんが知識の伝道者となっていただかなければなりません」とある以上、大学というのもこのメッセージの宛先であるつもりで受け止めないといかんということだろうね。