『松苗あけみの少女まんが道』読んだ。姉の『ぶーけ』で松苗あけみこそが王道だった時期にめぐり合わせたのだなあ。

れいによってれいのごとくTwitterで知り、読んだ。自分はたぶん松苗あけみこそが王道だった時期にめぐり合わせた世代なのだなあと。『純情クレイジーフルーツ』と『山田くんと佐藤さん』ぐらいがたぶんリアルタイム。下宿の本棚に置いてあって読み返したのが『僕は天使に嘘をつかない』と『WE LOVE YOU』。この自伝的なエッセイ漫画でいちばん焦点が当たってるのが、初連載の『僕は天使に嘘をつかない』と、なにより『純情クレイジーフルーツ』、それから『山田くんと佐藤さん』ぐらいまでで、『HUSH!』には言及されてない。うーん。ほんとうに自分がめぐり合わせたタイミングなんだなあ。
ちなみに、自分的には『僕は天使に嘘をつかない』が素晴らしい。あの切迫したかんじ。
あと、『純情クレイジーフルーツ』が校則のはなしだというのを、言われて気づいたわけだけれど、自分がむかし校則論文を書いていたときに、なるほど『純情クレイジーフルーツ』の場面は念頭にあったかも。論文とかで引用したのは、講談社X文庫の中原涼『校則の国のアリス』だったり水上硯『マイペースな人々』だったりだったけれど、いくぶんかは『純情クレイジーフルーツ』だったかもしれない。