通勤電車で読む『自閉症は津軽弁を話さない』『自閉症は津軽弁を話さないリターンズ』『でも、捨てられない人の捨てない片づけ』。

なんかまた2冊もの。Amazonに勧められたんだったか。さしあたり内容はタイトルの通り。著者は特別支援教育とかの研究者であると。で、奥さんも心理士で、あちこちで発達診断を忙しくやってるのだけれど、ある日、ビールを飲みながらふと、「自閉症の子どもって津軽弁しゃべんねっきゃ(話さないよねぇ)」と言ったと。それで著者の人が学者風に上から、そんなことはない、しかもそんな偏見で子供を診断するのはよろしくないぞ、というふうに説明してるうちに夫婦げんかになったと。で、じゃあということで調べ始めたら、沼だったよという。
president.jp
1冊目は、まぁだんだん沼が見えてくる感じで面白く読める。2冊目は、やや学術的な足場固めみたいなはなしと、それから後日談的に更なる沼がみえてきたかんじ。
さて、帰りの電車でもう一冊さくっと。これ、こんまり先生はじめ、片づけというと物を捨てないといけないということになってるのに対するアンチ。また、こんまり先生の「片づけ祭り」式の一気呵成のやりかたにも反対して、「1日3時間以上はやらない」少しずつゆっくりの片づけを推奨している - なぜなら、一気に片づけると勢いがついてしまい、どんどん捨ててしまって、あとで後悔してけっきょくうまくいかなかったりリバウンドしたりしてしまうので。なるほど。本の最初のところは、日本全国の住居の事情をデータで確認。地方と都会では家の広さも違うでしょうと。3倍ぐらい違う。だから片づけのやりやすさもとうぜん違うでしょうと。また、物に愛着のある人もない人もいるでしょうと。それぜんぶいっしょくたの片づけ術で一気呵成にいきますかと。まぁね。で、技術的なことは、まぁ、目から鱗というほどのことはなさそうだけど、まぁね。
この本はlifehackerの記事でおもしろそうだったので。
連載中みたい。
www.lifehacker.jp