このところ『スピノザ:実践の哲学』読んでた。

スピノザ (平凡社ライブラリー)

スピノザ (平凡社ライブラリー)

あ、書影は平凡社ライブラリーだけど読んだのは単行本版。あとがきで、この本の成立のいきさつが書いてあって、もとは『ニーチェ』と同じシリーズのコンパクトな入門書だったと。そこに加筆増補して、あと、活字の大きさをさげた「用語集」みたいなページを独立の章とした - ら、一番長い章になった - とか。なので、もともとあった1,2,3,6章を読んでから、4,5章にとりかかるべしと。そんなもんかなと思って読んでたらなるほどおっしゃることはわからんではなかった。大昔に読んだときはたぶん全編わかんなかったに決まってるけど、1,2,3,6章にかんしてはなんとなく雰囲気はわかった気になったので進歩である。