『サティ大好き』『スタンダード・タイム』Amazonの中古で昔に聴いてたCDを買う。サティ、流行んなくなったのかな。

サティ大好き

サティ大好き

スタンダード・タイム Vol.1

スタンダード・タイム Vol.1

Amazonの中古で、昔に聴いてたCDを買えるということに思い至り、ふと、なんかサティのオムニバスみたいのを聴いてたなと思いつつ検索で探したら、たぶんこれだということで、クラシック「大好き」シリーズのサティ編。レンタルやさんに並んでる感じのやつですね。1988年に出たとある。で、「Je te veux」というのが入ってて、そのころずっと聴いていたので、上手な歌唱かどうかはわからないけれどとにかく当時聴いていた「あの」歌唱ということで、これだこれだと。時期的に、サティ・リバイバルの時期でもあったのかな? そういえば今あまりそのときほど聴かないような?でもないのかしら? 自分的には、必修科目だよなと思いながら聴いてたんだが。
あと、ウイントン・マルサリスの『スタンダード・タイムVol.1』、これも繰り返し聴いたわけで、これは1986年録音のアルバム。さいしょはFMのジャズ番組でエアチェックしたもので、まぁそのころ新伝承派が出てきて、スタンダードジャズが再流行していた時期、その代表選手だったので、よく聴いたわけである。で、あとでまたLPを買ってそれでまた聴いた。ヴィニルがどうのとかめんどくさいことを言う時代の前で、まぁさすがにおおむねCDに切り替わってはいたものの、輸入盤とか中古とかでLPはふつうだったんで、まぁ安かったんで買って聴いてた。スタンダード曲を新鮮なリズム解釈で完璧なテクニックで演奏してて、まぁ、なるほどかっこいいし、古典の伝承というのはかくあるべしというのはジャズに限らず、たとえば社会学デュルケームを現代の書き手として読むことにもつながるよなあと思いつつ、自分が新伝承派であるような気分で論文を書いてた等々。