通勤電車で読む『山學ノオト』。東吉野の「人文系私設図書館ルチャ・リブロ」の人たちの本。日誌と考察。

山學ノオト

山學ノオト

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前に前作を読んだ(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2019/12/04/233019)人たちの2冊目。これは日誌のかたちにあと考察が少々というかんじ。「登場人物相関図」というのが載っていて、ちょっとおもしろい。思った以上にぜんぜん東吉野感がないなあと思っていたら、最後のあたりの日誌でちょっとそのあたりについても触れられていた。これだいたい2018年の年末から2019年の年末までの1年間の日誌で、まぁちょうどコロナの直前までというかんじなので、それから1年半たっているということになるわけだけれど、この本のさいごのあたりで消防団に入団した著者の人がそのご、東吉野村のコミュニティにどうかかわっていったのかというところにやはり興味がわく。