『ここはウォーターフォール市、アジャイル町 ストーリーで学ぶアジャイルな組織のつくり方』読んだ。おもろい。

例によってTwitterからたしか著者のnoteに行きつき、ちょっとおもしろそうだったので著書を読んでみたという次第。で、おもしろかった。アジャイル、というのがわかったようでわからんのでその入門だけでもいいかなと思ってたんだが、これ、まぁいちおうIT関連の会社が舞台にはなっているけれど、まぁべつにソフトウエア開発にかぎらない組織のおはなしで、ていうか内容そのものはふつうの組織のはなしとして、Backlog?とかSlackとかを導入して情報共有やコミュニケーションをよくするとかワークプレースをカイゼンするとか、ホワイトボードを使うとか、まぁ使うツールはともかく、それらの考え方じたいはあるていど見慣れたものとして読めた。でまぁこういうのはいつもながら、自分の職場とか、学生さんが回すプロジェクトとか、そういうので使えないかなと頭の中で連想しながら読むわけでそういう読み方で面白く読める良い本。ウォーターフォールvs.アジャイル、みたいなことじゃなくて、全体はウォーターフォールで動いていても、組織やチームの動きや態度はアジャイル、ということでもいいんだよ、という入り口なので、まぁそういういみでもしっくり入りやすい。
検索すると、感想もいろいろ上がっていて、たとえば↓こちらなど。
iwasiman.hatenablog.com
このかたはソフトウエア開発の人なのかしら、いろいろ知った上でこの本を読んだという感じのようだけれど、やはりストーリーの部分とかもリアリティがあるとのこと。ほう。