通勤電車で読む『エスノメソドロジー 住まいの中の小さな社会秩序 家庭における活動と学び』。ミサワホーム総合研究所ミーツEM。

届いたのを見たら、判型が大きくてよかった。ミサワホーム総合研究所というところが住まいの研究をしていて、そこの人たちが、エスノメソドロジーのワーク研究の人たちを誘って共同研究したという。家庭にビデオカメラを設置して録画して相互行為分析という。おもしろそうではないか。
で、かたづけの研究があるというのでとくに楽しみにしてて、第一部がそうだったようなのだが、もうすこしかたづけ研究でもよかったな…。片付け場面のなかでの「しつけ相互行為」の研究になってたみたい。
ちなみに以前、かたづけについて小さい論文を書いてけっこう自分だけで気に入っている。かたづけのエスノメソドロジー研究、いいと思うんだけどな。ちゃんとした研究がたくさんあるべきと思う。
石飛和彦(2011)「部屋をかたづける」『天理大学生涯教育研究』no.15.pp.1-16.
(https://opac.tenri-u.ac.jp/opac/repository/metadata/2697/)