『かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート』みた。キッチュなアニメみたいな現代カンフーでたのしい。

BSでやってたのを録画してみた。なんで録画したんだっけ。さいきんどっかでタイトルを見かけたってことだったかもだが、そうでなくてタイトルを見て直観が働いたんだったかもしれない。邦題、いいじゃないですか。で、まぁおおまかには邦題通りの、キッチュなアニメみたいな現代カンフー映画Wikipediaによると、「原作は、香港の著名漫画家、黄玉郎の1970年から現在も連載の続く『龍虎門(中国語版)』(現在は『新著龍虎門(中国語版)』のタイトルで続行)という長編カンフー漫画」なのだそうで、だからドラゴン・タイガー・ゲートであると。
かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート - Wikipedia
まぁ、タイトルを素直に見ると、ドラゴン・タイガー・ゲートにカチコミに行くぞというはなしかとおもったら、それはまぁそうではなくて、龍虎門というのは弱きを助ける正義のカンフー道場。で、どうやら龍虎門で生まれたドラゴンとタイガーという異母兄弟がいて、兄ドラゴンのほうが小さいころに龍虎門を去って、なんやかんやあって犯罪組織のボスに拾われていまは用心棒をやっている。でもそのボスというのはちょっといいところもあって、娘のために組織解散しちゃおっかなーとも思っていたりする。でもその背後にはより大きな闇の組織、羅刹門、というのがあって…なんだかんだあって、ドラゴンとタイガー(とついでにヌンチャク使いのターボってあんちゃん)が悪と戦う、みたいなおはなしになる。なので、邦題を見るとさかさまな気がするのだけれど、どっちかというとかちこみ!羅刹門、のはなしではある。まぁ原題は「DRAGON TIGER GATE/龍虎門」なので、まぁそれなら全然問題なし。
で、タイトルバックが漫画ふうになっていたり、全体がキッチュな現代カンフーだし、CGも使いまくってたり、でも90分強にまとまってて、大河長編カンフー漫画の映画化と思えないほどの軽さ。で、まぁタランティーノというか、だからまぁタランティーノほどの本気に陰惨なかんじはなくて、なぜかふと思い出したのは『スコット・ピルグリム VS. 邪悪な元カレ軍団』(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/20160507/p1)だった。
あ、ところでぜんぜんかんけいないけど散髪した。