『マトリックス レボリューションズ』みた。

そういうわけで『マトリックス』三作目もみた。れいによって途中ダレた所を適当にうとうとしていたので設定のごちゃごちゃしたところを理解するのを早々に断念すると、なんだか映画学校の学生が卒業制作で作ったCGのロボット大戦モノを予算1万倍でリメイクしろと言われて作ったような戦闘シーンが続き、まぁ多少画面がせわしなくなったけれどなにしろ地底の狭い空間でごちゃごちゃやってるだけなので延々と絵面がかわらないのと、あとは、とにかく敵のタコ型ロボットの大群みたいなのがとにかく「大群です・たくさんいてきりがないです」という設定で、敵地からつぎつぎときりなく大群で飛んできてタコのくせにイワシの大群のように渦巻いて地下の狭苦しい空間の中を飛び回るので、これに対してどう戦えば「勝ち」になるのかがさっぱり見えない、一方的にやられるばかりであればハラハラすることもないし、逃げずに戦っている人たちの行為が無駄に見えるという、あまりぱっとしないつくりになってる。でまぁそれでもなんとか一息ついたところで、一方地上では、ということで、こちらもタコの大群が、敵の軍勢雲霞のごとく、とばかりに飛び回り襲撃してくる中を、キアヌ・リーブスが単身、敵地に乗り込んで、さてこの強敵を相手にまぁいったいなにをどうすれば勝利できるのか、収拾がつかないぐらいに大事になったお話がめでたくハッピー―エンドになるのか、というわけなのだが、まぁ、話し合いと格ゲーで解決。まぁだいたいそんなところだろう。