『決斗!一対三』みた。
蓮實重彦のラオール・ウォルシュ論「運動=物質=死 ラオール・ウォルシュ追悼」というのがすばらしくて以前くりかえし読んでいた。で、ウォルシュだというのでBSでやってたのを録画してみた。テキサスの有名な悪漢の半生を描いてる。悪漢なのだけどもとは夢を持った若者で、でもなんやかんやあって他の悪漢たちやら北軍やら警察やらに追われる身となり、これまでの殺人は正当防衛ばっかりだったのに重い罪を課されたのだよみたいなはなし。ブロンドの女と、ブルネットの気の強い一途な酒場女。男勝りで主人公を応援する友人ポジションにいて、しかし不運な罪で投獄された主人公の帰りを待っている。なんだか『いちごブロンド』を思いだした。