通勤電車で読む『大人につきあう子どもたち』。エスノメソドロジーだった。

まずタイトルがほとんどで、つまり、子どもは大人につきあってくれてるじゃないかという目線でいろいろ見るよと。大人は「子育て」をしてるつもりかもしれなくて、でもそのとき子どもは「子育て」につきあってくれてるんじゃんねえ、という。そうやって目線をひっくりかえしながら、エスノメソドロジーなどしっかり参照し(著者の人は心理学の人なのでどっちかというとヴィゴツキーとかそっちのほうが本業なのかもだけれど)、家庭内の会話とか保育園の調査とかもしつつ、コンパクトにまとまってる。