通勤電車で読む『ヴィジュアルを読み解く技術』。
以前、学内のFDで他の先生の授業を見に行けるというのがあって、文化人類学の先生のフィールドワーク入門というのがすごくよかった。それで、フィールドワークというけれどまず「見て、記述する」ということができないといかんということを学びまして、そのトレーニングはたとえば「絵を見てできるだけ詳しく言葉で記述する」でもできる、ということに思い至った。そんなこんなでこの本。先日読んだ『マンガでやさしくわかる論文・レポートの書き方』(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2022/07/25/214226 )の人が書いてる。で、最初の方はいいかんじである。著者のひとがアメリカの大学院で勉強してた時に、美術館で作品を見て言葉でプレゼンするみたいな授業を受けて感銘を受けたそうで、それがもとになってる。