『音声学者、娘とことばの不思議に飛び込む』読んだ。

子どもの言葉の発達とか、そのなかでもこどもっぽい言い違いとか発音とかというのが、言語学のなかの音声学をやっている著者の人にとってはすごくおもしろくて、また、子ども向けの「プリキュア」とか「ポケモン」とかの名付けの現象とかも、音声学の視点で見ると面白いよと。あとメイド喫茶の人の源氏名の名付けとかアイドルの愛称とかの音声学的な法則性とか。なんかそういうところをてがかりにしつつ、音声学ってどんなことをやっているのか、私たちの生活にどうかかわってくるのか、をわかりやすく紹介している本。テイストとして、以前読んだ『パパは脳研究者』(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/20171101/p1)に似てるなと思ってたら、さいごに参照されてた。