通勤電車で読む『認知症をつくっているのは誰なのか』。『認知症の真実』の人が『シンクロと自由』の人にインタビューして「遊びリテーション」の人が終章を書いてる新書本。

『シンクロと自由』(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2022/11/23/134704)のふしぎな読後感に興味を持って著者の人の本をいくつか手に入れて、さしあたり新書を見てみたら、『認知症の真実』(https://honz.jp/articles/-/40963)の人が聞き役になってる対談本だった。どちらもよさげな本ではあるのだけれど、両者の著者の食い合わせというか、とくに本書の前半は、医療福祉批判というか、かなり暗澹たる気持ちにさせられるけれど(まぁそのあたりは『認知症の真実』のほうで読んだようなことだといえばそれだけなのだけれど)、後半は少し『シンクロと自由』にもでてくる不思議な感触のエピソードも出てきたりして、ちょっと読んでて面白い感じがでてくる。で、最終章が「遊びリテーション」( https://k-i-t.hatenablog.com/entry/20090120/p1 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/20090618/p1 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2020/03/31/142222 )の人の文章で、けっこう自分が面白いと思ったこのあたりの本の著者の人が勢ぞろいなのだった。