通勤電車で読む『うつ病になってマンガが描けなくなりました 退院編』。
発病編、入院編、ときてこんどは退院編である。あいかわらず、へえそうなのかとおもわされる。ちゃんと漫画を描ける人が自分で経験したことを自分で描いているので、知らない人にはわからないようなことをちゃんと描いてくれている。そしてなにしろこれは退院編ということなので、少しずつ(というか読んでる感じだとどんどん)よくなってきて退院に至るまでの、まぁ言ってみれば上向きのプロセスが描かれているので、まぁ基本的には明るい気持ちで読める(たぶん、相対的には)。まぁただ読者というのは因果なものなので、これですっきり解決して終わったら物足りないなあと思ってしまうところもあるわけである。続編はあるのか。