通勤電車で読む『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に働くための本』。これはおすすめ。障害を持ってる人がうまくいくノウハウはみんながうまくいくノウハウ。

これ、いちおう発達障害の人が、という本なのだけれど、発達障害の人がうまくいくノウハウはみんながうまくいくノウハウでもある。仕事に集中ができない、とか、段取りがよくわからない、とか片付かない、とか、そういうのはみんなが悩んでることなわけで、それを上手いコツでスムーズにやりやすくしよう、というのは、けっきょくみんなに当てはまってうれしいことなわけである。以前『「発達障害かも?」という人のための「生きづらさ」解消ライフハック』(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2020/07/22/224342)を読んだ時も書いた通り、「ライフハックというのは、困りごとをもつ人がうまくやれるようにする工夫というふうにも使えるわけで、困りごとの解決を精神的な問題とか努力の問題とかにしないで即物的な仕掛けで解決しようという姿勢」なわけである。ところで、この本の書影をここに貼り付けようと検索したら、「ちょっとしたことでうまくいく発達障害の人が上手に…するための本』シリーズというのが山ほど出ているのだな。