Amazonですぐ見れる鈴木清順を見るシリーズ(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2024/12/06/000944 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2024/12/06/214512)。また2本立てで。ところでWikipedia(
鈴木清順 - Wikipedia
)によると、「監督キャリアの初期は非常に地味な存在であり、後年とは別人のようなドキュメンタリータッチのものも多い。突如ブレイクして華麗な演出を見せ始めたのは1963年あたりからである」とあり、しかし(本人はのちのインタビューで)「当時一般的にいわれていた、清順美学は『野獣の青春』で突然開花したという定説を自ら覆し、デビュー作の頃から意識していたと発言した」としている。で、本日の二本立てはいずれも1962年公開の作品。まぁそういわれてみるとふつうのプログラムピクチャーに見えるわね。しかしわたくしの好きな『散弾銃の男』(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/20080910/p1 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/20170222/p1)は1961年、すでに変なのだから、かならずしも1963年で厳密な線を引く必要はないのではとも思う。