『ワールド・カフェ』。なんかめんどくさい感じの本だったぞ。

ワールド・カフェ~カフェ的会話が未来を創る~

ワールド・カフェ~カフェ的会話が未来を創る~

なかなか読み終わらなかった。なんかめんどくさい感じがして、だいたい読み飛ばしながら読んでたのだけれど。
たぶん「ワールド・カフェ」というものについて知りたいとかてっとりばやくやってみたいとかいうのであれば、日本人の書いた紹介本のほうが整理されてていいとおもった。ただ、「ワールドカフェ感」みたいな感触は、この本にあたるといいってことかもしれない。
著者名は2人挙げられているけれど、じっさいには、たくさんの経験者たちの「語り」が並んでいて、ひとつの章が、数人の語る「物語」と著者による考察の組み合わせでできている。それが、ようするにたぶん「カフェ」の、わあーっとみんなが喋っている感じに似ているということなのだと思う。それがいいといえばいいのだし、めんどくさいといえばめんどくさい感じを与えるし、本なんだから要点をすっきりと書いてくれよといえば、すっきりと書いてくれよ、なのだ。