2022-01-01から1ヶ月間の記事一覧

通勤電車で読む『ビジネスパーソンのための「言語技術」超入門』。学生さんに勧めるというより、初年次教育担当者が読むとちょうどいいかもの新書。

ビジネスパーソンのための「言語技術」超入門-プレゼン・レポート・交渉の必勝法 (中公新書ラクレ, 717)作者:三森 ゆりか中央公論新社Amazon「言語技術」というのが一般的な、言語の技術だよっということばではなくて、ある種の言語教育を念頭に置いた術語で…

通勤電車で読んでた『患者の話は医師にどう聞こえるのか』。アメリカのお医者さんが書いた傾聴をめぐるエッセイ。

患者の話は医師にどう聞こえるのか――診察室のすれちがいを科学する作者:ダニエル・オーフリみすず書房Amazon医療のコミュニケーションについての本で、著者はニューヨーク大学医学部准教授、内科のお医者さんで女医さん。タイトルを見ると、患者の話は医師に…

自分むけにCOVID-19関連について現時点でどう考えることにするかをまとめておく。(その20:1/19-)

今週いよいよ厳しくなってきた空気感で記事をあらためる。 「まん延防止等重点措置の適用の要請等についての会見」 www.kantei.go.jp 「大阪・京都・兵庫「まん延防止等重点措置」について協議」 https://news.yahoo.co.jp/articles/fd635611fddfbe8bac51a05…

通勤電車で読む『スサノオの唄』。

スサノオの唄―山陰地方の文学風景作者:原豊二今井出版Amazon他学部の同僚の先生が書かれたもの。

『誰がために医師はいる』読んだ。これはよかった。

誰がために医師はいる――クスリとヒトの現代論作者:松本俊彦みすず書房Amazon薬物依存が専門の著者のひとが書いた、まぁ随想というかんじの本。じわっとこさせる系の文章でよかった。また、少年院とか鑑別所とかにかかわったり司法精神医療にかかわったりして…

通勤電車で読む『「日本」ってどんな国?』。

「日本」ってどんな国? ──国際比較データで社会が見えてくる (ちくまプリマー新書)作者:本田由紀筑摩書房Amazon

通勤電車で読む『教え学ぶ技術』。

教え学ぶ技術 ──問いをいかに編集するのか (ちくま新書)作者:苅谷剛彦,石澤麻子筑摩書房Amazon苅谷先生が、オックスフォードでやってる「チュートリアル」を、新書で日本語で再現してみせるという本。第一部が学部のチュートリアル、第二部が大学院のスーパ…

通勤電車で飛ばし読み『専門看護師の思考と実践』。

専門看護師の思考と実践作者:井部 俊子医学書院Amazon実践報告24ケース。それぞれのケースがけっこうシビアな事例なので読むのしんどくて飛ばし読み。それはそれとして、実践報告というかたちだとまぁそうなるのだろうけれど、基本的には、ひと区切りつい…

通勤電車で読む『ひらめかない人のためのイノベーションの技法』。いささか雑だったかな。

ひらめかない人のためのイノベーションの技法作者:篠原信実務教育出版Amazon『自分の頭で考えて動く部下の育て方』の著者の人のをつづけて。著者のひとはそもそも、農学の研究者のひとであるらしく、すごい技術を開発したりしてる人であると。でも自分はひら…

通勤電車で読む『自分の頭で考えて動く部下の育て方』。部下っていうか学生さんですな。まぁふつう。

自分の頭で考えて動く部下の育て方 上司1年生の教科書作者:篠原信文響社Amazon通勤電車で読んで、あとは学校の空き時間で。れいによってTwitterでみかけた「いいはなし」系のツイートからnoteに飛んで、ちょっと面白いかもと思ってその筆者の著書を買った的…

通勤電車で読む『無駄なマシーンを発明しよう!』。

無駄なマシーンを発明しよう! ~独創性を育むはじめてのエンジニアリング作者:藤原 麻里菜技術評論社AmazonときどきTwitterで流れてくる無駄なマシーンを発明している人の本。子ども向けの本というテイで、漢字に全部フリガナが振ってある感じ。100均グッズを…

通勤電車で読む『考えるとはどういうことか』。著者のひと流の「哲学対話」のやりかたの新書本。エンカウンターグループみたい。

考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門 (幻冬舎新書)作者:梶谷真司幻冬舎Amazon通勤電車で読みかけてのこりを下宿で読んだ。タイトルは「考えるとはどういうことか」となってるけど、この本は思考ということの本質を明らかにするものではない…

散髪したと書いておくライフハック。

前回散髪してからまた2か月近くたって、そろそろモサモサしてきた。まだいけそうな気はするものの、なにしろコロナ第6波が始まった昨今であるから、マスクを外さざるを得ない場所にはこれからどんどん行きたくなくなるだろうと考える。いまの人口10万人…

通勤電車で読んでた『言葉を失ったあとで』。

言葉を失ったあとで (単行本)作者:信田 さよ子,上間 陽子筑摩書房Amazon

『映画となると話はどこからでも始まる』も読むことになる。流れで。

映画となると話はどこからでも始まる作者:淀川 長治,蓮實 重彦,山田 宏一勁文社Amazonまぁ、『映画千夜一夜』を読んだら『映画となると話はどこからでも始まる』も読むことになるわけである。1985年刊。『映画千夜一夜』(1988)より前なのだな。これも昔にく…

自分むけにCOVID-19関連について現時点でどう考えることにするかをまとめておく。(その19:1/4-)

年があけて。 * さて、三が日が明けたけれどまだ本格稼働ではないかな? ともあれ、大みそかに↓このように書いてたが… 大みそかの夜の時点の数字を。「10万対発生数」が、東京2.7、大阪3.5、兵庫1.4、京都4.7、奈良1.3。実効再生産数で見ると(これは東洋経…

『木と市長と文化会館』みた。いかにもエリック・ロメールな、男女がずっとそれっぽい議論に興じてる楽しい映画。

木と市長と文化会館/モンフォーコンの農婦 (エリック・ロメール コレクション) [DVD]パスカル・グレゴリーAmazonなんとなくこういうタイミングかな、ということで未見のロメールを。むかしにVHSで録画したのをDVDに落としたもの。若い市長とか市長の彼女の…

お正月三が日はひさびさに『映画千夜一夜』読み返してた。

映画千夜一夜作者:長治, 淀川,宏一, 山田,蓮實 重彦中央公論社Amazon

『イヴの総て』みた。

イヴの総て [DVD]アン・バクスターAmazonお正月に『映画千夜一夜』を読み返している。スーパーで買ったおせちをつまんで昼間から日本酒をきこしめしてみたりしつつ読むのでなかなか進まない。なんかそんなかんじのものを見れないかなとつんどくのなかからこ…