2023-01-01から1年間の記事一覧

映画、今年は34本でした。

ことしは年末まで学校があったしそのあとでもつじつまあわせをしなかったのでひさびさの少なさの34本。『シン・ウルトラマン』『シン・エヴァンゲリオン』『シン・仮面ライダー』あたりを見たのと、北野武映画のつんどくを見たのと、サメ映画を見たぐらい…

通勤電車で読む『100のワークで学ぶ カウンセリングの見立てと方針』。これはカウンセラーじゃなくても勉強になるよいテキスト。

100のワークで学ぶ カウンセリングの見立てと方針作者:竹内 健児創元社Amazon心理カウンセリングというのもいろいろあって、行動療法もあればユング派もあれば来談者中心両方もあればまぁいろいろある。でもいずれにせよ、クライアントさんと会って話を聞い…

通勤電車で読む『読みたい心に火をつけろ!』。

読みたい心に火をつけろ!――学校図書館大活用術 (岩波ジュニア新書)作者:木下 通子岩波書店Amazon社会教育士で活躍してる学校図書館司書のかた(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2023/11/21/224217)の、いっこまえのジュニア新書。まぁこっちのほうが基…

通勤電車で読む『臨床のフリコラージュ』。斎藤環×東畑開人の対談本。

臨床のフリコラージュ:心の支援の現在地作者:斎藤 環,東畑 開人青土社Amazonまぁ対談本ということで気楽に。『居るのはつらいよ』の人( https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2019/04/24/010318 https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2019/07/18/230306 http…

おもしろかったnote記事。「『テスラ車が描く未来』vs『『売上日本一のローカルスーパーの世界観』」(倉本圭造)

web

note.com このまえ(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2023/12/16/122722)また読み直してたnoteの著者の人の記事を見ててまた面白かった。 まぁ基本的な構図はおなじっちゃおなじで、テスラに代表される賢くてスマートで正しいものvs豊橋のローカルス…

通勤電車で読む『ゼロ・トゥ・ワン』。

ゼロ・トゥ・ワン 君はゼロから何を生み出せるか作者:ピーター・ティール,ブレイク・マスターズNHK出版Amazonなんか以前に読んだnote記事が面白かった覚えがあって、その中で触れられていた本を読んでみたわけである。 note.com でまぁあらためてみたら、有…

通勤電車で読む『鬱の本』。まぁ、憂鬱なときに読んでみたらよかった本をめぐる84人のエッセイ、みたいなかんじ。

鬱の本点滅社Amazon例によって通勤電車で読める気楽な本ということでかばんに放り込んだのが『鬱の本』というわけで、帯に「84人の鬱の本のかたち」と書いてあるので、なんかうつ病のひとが経験を語ってるのかなというぐらいに思っていたら、べつに84人の人…

通勤電車で読む『超人ナイチンゲール』。

超人ナイチンゲール (シリーズ ケアをひらく)作者:栗原 康医学書院Amazon「シリーズ ケアをひらく」にはずれなし、で有名なシリーズの新刊のひとつをこないだ読んで(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2023/12/08/132536)、もう一冊、これは栗原康( htt…

うーん。PCの買い替えの目安を考えるときに、1年あたり何円とか考えられるだろうか?(たとえばリースの年額と比較する等?)

PC

じぶんがさいしょに買ったPCは、1996年の年末に買ったNECのノートPCで、約30万円強だったと思う。記録によるとそのあとサブとして、A5サイズのNECのサブノートを1997年に買っていて、それは20万円ぐらいだった覚えがある。メインマシンの二代目を買ったのが2…

自分むけにCOVID-19関連について現時点でどう考えることにするかをまとめておく。(その30:12/9-)

コロナの注射、ぶじに完了。ちょうど年末年始あたりが感染状況きつくなるだろうという予測を個人的にたてて、満を持してなのだけれど、それにしても、じっさいの感染状況が予測通りに上がってくるというのはやはりぞっとしない。11月頭ぐらいに下げ止まりが…

コロナの注射を打った後の待ち時間で読んでた『やきいもの日』。

やきいもの日作者:村上 康成徳間書店Amazonコロナのワクチン注射、これまでは職場で打ってたのだけれど、それがなくなったので調べたら近所の医者でやってたので予約して打ちに行った。だれも考えることは同じというか、いつもより混んでいたのだけれど、ま…

通勤電車で読む『わたしが誰かわからない』。

わたしが誰かわからない ヤングケアラーを探す旅 (シリーズ ケアをひらく)作者:中村佑子医学書院Amazonサブタイトルに「ヤングケアラーを探す旅」とある。で、ヤングケアラーが出てくるのかというと、これがよくわからないというか、著者自身の母親が精神を…

通勤電車で読む『これからの男の子たちへ』。

これからの男の子たちへ: 「男らしさ」から自由になるためのレッスン作者:太田 啓子大月書店Amazon

『推し、燃ゆ』読んだ。

推し、燃ゆ (河出文庫)作者:宇佐見りん河出書房新社Amazon先日、行くことのできた感じのいい本屋さん(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2023/11/25/210539)で買った『推し、燃ゆ』を、週末に読んだ。たぶん芥川賞受賞のタイミングで新聞の文芸時評かな…

通勤電車で読む『「90年代J-POPの基本」がこの100枚でわかる!』『「シティポップの基本」がこの100枚でわかる!』。

「90年代J-POPの基本」がこの100枚でわかる! (星海社新書)作者:栗本 斉星海社Amazon「シティポップの基本」がこの100枚でわかる! (星海社新書)作者:栗本 斉星海社Amazon新書版のディスクガイド。著者は自分より何歳か下の同世代のよう。なので先に読んだほう…

通勤電車で読んでた『6502とApple IIシステムROMの秘密』。

6502とApple II システムROMの秘密作者:柴田文彦ラトルズAmazon前にふと、こういうのが読んでみたくなって(『ハードウェアハッカー』( https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2023/03/11/215115)と同時に買ってたのだけれどさすがにこれは基本的にはわから…

通勤電車で読んでた『学びをみとる』。学校の授業のEM研究。

学びをみとるーエスノメソドロジー・会話分析による授業の分析作者:下村 渉,城 綾実,巽 洋子,鈴木美徳,秋谷直矩新曜社Amazon学校の授業のEM研究の本が新しく出たというので読んだ。いま学校では、子どもの主体的な学びみたいなことを強調しているわけで、し…

散髪いって帰って肉まんでビールのんで『うたわない女はいない』読んだ土曜日。

うたわない女はいない作者:働く三十六歌仙中央公論新社Amazon某日、早い時刻に学校を出てふとおもいついて通勤電車を途中下車して、ずっと行こうと思っていたいい感じの本屋さんに寄った。店を見つける前の段階で駅の改札を出てから商店街の感じがよくて、天…

森直人(2023)「「藤田-黒崎論争」を展開する - 教育行政=学校組織のエスノメソドロジーに向けて」『公教育を問い直す(教育学年報14)』読んだ。

教育学年報14 公教育を問い直す (教育学年報 14)作者:岡野 八代,佐久間 亜紀,吉田 敦彦,徳永 智子,丸山 英樹,後藤 武俊,石井 英真,油布 佐和子,青木 栄一,柏木 智子,倉石 一郎,森 直人,堀口 悟郎,関根 宏朗,髙宮 正貴,神代 健彦,阿内 春生,田中 怜,齋藤 崇德…

通勤電車で読む『偏愛マップ』。

偏愛マップ―ビックリするくらい人間関係がうまくいく本 (新潮文庫)作者:齋藤 孝新潮社Amazon授業のやり方のヒントをいろいろ調べていたら見かけた。三色ボールペンで声に出して読みたいかなんかの人が著者なので、うーむ、と思ったけれど(たぶんむかし見か…

通勤電車で読む『観察の練習』。

観察の練習作者:菅 俊一NUMABOOKSAmazonちょっと大判の文庫ぐらいのサイズで凝った装丁のハードカバー、ちょっと厚めのいい紙のページで、4頁ひとくみ、最初の見開きの左側に日常で見つけた写真が一枚、右側のページは番号だけが書いてある、で、その写真を…

通勤電車で読む『知りたい気持ちに火をつけろ!』。学校司書にして社会教育士のかたのジュニア新書。

知りたい気持ちに火をつけろ! 探究学習は学校図書館におまかせ (岩波ジュニア新書 970)作者:木下 通子岩波書店Amazon著者の人は埼玉の高校の学校図書館で司書をやっているかたであり、また、社会教育士をとって活動をしておられるかた。 文科省の社会教育士…

通勤電車で読む『10代の悩みに効くマンガ、あります!』。岩波ジュニア新書版のブックガイド。

10代の悩みに効くマンガ,あります! (岩波ジュニア新書 965)作者:トミヤマ ユキコ岩波書店Amazon著者の人は、『少女マンガのブサイク女子考』(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2020/12/09/123431)『女子マンガに答えがある』(https://k-i-t.hatenabl…

通勤電車で読む『たのしいスケッチノート』。これは「絵を描きたい人」の本。

たのしいスケッチノート―思考の視覚化のためのビジュアルノートテイキング入門作者:櫻田 潤ビー・エヌ・エヌ新社Amazonあれこれ本を検索などしていたときふと目についたので読んでみた。サブタイトルに「思考の視覚化のためのビジュアルノート」とあるので興…

通勤電車で読んでた『イーロン・マスク』。これはおもしろかった。

イーロン・マスク 上 (文春e-book)作者:ウォルター・アイザックソン文藝春秋AmazonHONZの記事(https://honz.jp/articles/-/54004)がよさげだったので通勤電車で読んでて、あと土曜日にずっと読んでた。で、読んでみたらなるほどおもしろかった。ザッカーバ…

通勤電車で読む『データはウソをつく』。

データはウソをつく―科学的な社会調査の方法 (ちくまプリマー新書)作者:谷岡 一郎筑摩書房Amazon『「社会調査」のウソ』の著者のちくまプリマー新書。社会調査のやりかたの簡単なおさらいなども書いてあって、これはひょっとしたら社会調査の教科書か副読本…

寝起きに『VR職場』見る生活。

www.youtube.com 朝、目が覚めてぐずぐずしていたらふと、『邦キチ』に出てたYouTubeで見れる短編のことを思い出して、枕元に置いてあるPCで見た。「VR職場」っていう、ホワイトな職場をVRで体験できるゲームを、作っているブラックなゲーム制作会社のエ…

通勤電車で読む『会話の科学』。内容的に会話分析みたいなはなしなのに会話分析の本じゃないのはなぜなのか。

会話の科学 あなたはなぜ「え?」と言ってしまうのか (文春e-book)作者:ニック・エンフィールド文藝春秋Amazon著者の人は東南アジアでフィールドワークをやって言語・文化・認知・社会生活を研究している、クリ語とかいうのを専門にしている研究者。で、本書…

通勤電車で秒で読んだ『馬場のぼるのおえかき教室』。

馬場のぼるのおえかき教室作者:馬場のぼるこぐま社Amazonイラストの描き方の本、なのは間違いないが、まぁ、あの馬場のぼるのねこの描きかたとか、そこから発展?して犬とか牛とか、干支とか、よくわからないばけものとかの描きかたが書いてある。いちおうお…

『みみずくは黄昏に飛びたつ』読んだ。ベテラン保守政治家の答弁のような春樹。これは読むべき。

みみずくは黄昏に飛びたつ―川上未映子 訊く/村上春樹 語る―(新潮文庫)作者:川上未映子,村上春樹新潮社Amazonこのまえ買って(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2023/10/15/213410)、読み始めたらテーマが『騎士団長殺し』だってことで『騎士団長殺し…