文献

森直人(2023)「「藤田-黒崎論争」を展開する - 教育行政=学校組織のエスノメソドロジーに向けて」『公教育を問い直す(教育学年報14)』読んだ。

教育学年報14 公教育を問い直す (教育学年報 14)作者:岡野 八代,佐久間 亜紀,吉田 敦彦,徳永 智子,丸山 英樹,後藤 武俊,石井 英真,油布 佐和子,青木 栄一,柏木 智子,倉石 一郎,森 直人,堀口 悟郎,関根 宏朗,髙宮 正貴,神代 健彦,阿内 春生,田中 怜,齋藤 崇德…

『知識伝達の構造』(天童編・世界思想社)の薬師院さんの章「教育社会学の現在 - 再生産論以後の理論的課題」を何度目か。

知識伝達の構造―教育社会学の展開作者:天童 睦子メディア: 単行本というわけで、何度目かに読み直す。 薬師院仁志(2008)「教育社会学の現在 - 再生産論以後の理論的課題」『知識伝達の構造』天童睦子(編)世界思想社

通勤電車で読む『アニメーターの仕事がわかる本』。読みやすいしわかりやすい。『アニメーターの社会学』に併せて読みたい。

アニメーターの仕事がわかる本作者:西位 輝実,餅井 アンナ出版社/メーカー: 玄光社発売日: 2020/01/07メディア: 単行本以前、『アニメーターの社会学』という本を読んだこともあり、ちょっと読みたいなあと、読んでみた。アニメーターの人と素人女子との対話…

通勤電車で読む『ブルーノ・ラトゥールの取説』。

ブルーノ・ラトゥールの取説 (シリーズ〈哲学への扉〉)作者: 久保明教出版社/メーカー: 月曜社発売日: 2019/08/09メディア: 単行本この商品を含むブログを見るブルーノ・ラトゥールという人の名前はいろいろ出てくるわけで、まぁ自分的には以前ここで別の本…

小泉義之「文学の門前」(『文學界』の連載(2002-2003))は本になってないのか。面白かった。金井美恵子『噂の娘』についてとか。

例によってTwitterなど見ていたら、↓このTweetが流れてきて、“小泉義之の仕事”を更新 「順序・論証方式・叙述様式」「永遠真理創造説」(デカルト科研費報告、1998年)および「共通善と宗教性」(文部省開発研究報告、1999年)をそれぞれPDFファイルで公開し…

『話し合い研究の多様性を考える』読んだ。会議研究の論集としておもしろい。小宮「意見交換と教育のあいだー「話し合い」の中の諸活動」は会話分析。

話し合い研究の多様性を考える (シリーズ 話し合い学をつくる 2)作者: 村田和代出版社/メーカー: ひつじ書房発売日: 2018/09/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログを見る

ぐうぜんRSSに引っかかってきた、石黒圭「論文の書き方 査読者との対話としての投稿」。このまえ読んだ『接続詞』本の人だ。

「論文の書き方 査読者との対話としての投稿」 石黒 圭 専門日本語教育研究 / 14 巻 (2012) https://www.jstage.jst.go.jp/article/jtje/14/0/14_3/_article/-char/ja/

『真珠湾攻撃』再見。論文「「12月7日」とアメリカ映画 (1) : 『12月7日』から『パール・ハーバー』へ (またその逆)」というのをみつつ。

真珠湾攻撃 [DVD]出版社/メーカー: IVC,Ltd.(VC)(D)発売日: 2010/03/25メディア: DVD クリック: 10回この商品を含むブログ (2件) を見る http://ci.nii.ac.jp/naid/110004625074 飯岡詩朗「「12月7日」とアメリカ映画 (1) : 『12月7日』から『パール・ハーバ…

ナボコフの誕生日について検索したら出てきた。秋草俊一郎(2008)「世界は注釈でできている : ナボコフ『エヴゲーニイ・オネーギン』注釈と騙られた記憶」『スラヴ研究』55

承前。ナボコフの誕生日、なにかありそうと思って検索をかけたら、こういう論文がでてきた。『ナボコフ 訳すのは「私」』(http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20110624#p1)の人の論文(あれ?ということは『訳すのは「私」』に収められてるかな?とまた本棚へ・…

『ソシオロジ』最新号、「視点」は作田啓一先生の原稿(新堂粧子先生によって完成された)。井上俊先生の「思い出す二、三のことなど」とともに。

http://www.soshioroji.jp/ 最新号が届いた。【視点】のコーナーの著者は作田啓一先生。「超近代の学をめざして」という文章。新堂先生によって完成された経緯については以下のとおり。 本稿は、2015年6月24日ご体調悪しきなか作田先生が、本誌編集部より依…

通勤電車で読む『パターン、Wiki、XP』。デザインパターンとかXPとかWikiとかはアレグザンダーのパターンランゲージが起源だよという本。

パターン、Wiki、XP ~時を超えた創造の原則 (WEB+DB PRESS plusシリーズ)作者: 江渡浩一郎出版社/メーカー: 技術評論社発売日: 2009/07/10メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 75人 クリック: 1,306回この商品を含むブログ (159件) を見るたぶんAmazonか…

ようやくweb公開されたもよう。京都大学教育社会学研究室の紀要『教育・社会・文化』。京大のリポジトリ。(ただしまだデータベースが一部未整理(たぶん))。

http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/handle/2433/186998

『ソシオロゴス』のバックナンバーが電子化されているそうだ。これはべんりそう。

http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~slogos/article むかーし、学生のときに、学部の図書室にバックナンバーから入った時には、とても喜んだおぼえがある。

『教育社会学研究』の電子化が止まってたと思ったらJ−STAGEで生きてた。学生さんたちにもこっちで教えよう。

https://www.jstage.jst.go.jp/browse/eds/-char/ja/ 最新は90巻。 なんかしくみがいまひとつわかっていなくて、CiNiiとJ-STAGEってどういう関係なのか。いちおう、CiNiiの論文ページの本文リンクボタンの中に、J-STAGEもあったのだけれど。 →お茶大の図書…

非常勤先の図書館で読む『現代思想 特集自殺論』。伊藤茂樹先生の「子どもの自殺を消費する社会」がよかった。

現代思想 2013年5月号 特集=自殺論作者: 清水康之,川口有美子,雨宮処凛,大野更紗,北中淳子,柄谷行人出版社/メーカー: 青土社発売日: 2013/04/27メディア: ムックこの商品を含むブログ (3件) を見る

「『自己啓発の時代』牧野智和氏インタビュー ニッポン人の「自己啓発」好きを強化させた「オウム」「勝間」「an・an」の功罪」(日刊サイゾー)

ニッポン人の「自己啓発」好きを強化させた「オウム」「勝間」「an・an」の功罪|日刊サイゾー(http://www.cyzo.com/2012/10/post_11708.html) 少ししゃべったことのある人がメディアに出てるとけっこうもりあがる。自己啓発の時代: 「自己」の文化社会学…

新富康央「研究と教育のパラダイム(課題研究II 教育社会学教育のあり方について)」日本教育社会学会大会発表要旨集録 (34), 205-207, 1982-10-02。

今年の教育社会学会の課題研究(http://jses2012.net/kadai.html)で「教育社会学教育のあり方を問う」ってテーマがあるなあ、このテーマ、繰り返しやってるなあ、と思って検索していたら、自分が思ってたよりもっと前から繰り返しやってた。ていうか、うか…

『教育社会学研究』第89集。エスノメソドロジー/エスノグラフィーの論文がのってますね。

教育社会学研究 第89集作者: 日本教育社会学会出版社/メーカー: 東洋館出版社発売日: 2011/12/01メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (1件) を見る先日、うちに届いてたので見てみたら、エスノメソドロジー/エスノグラフィーの論文がのって…

椎野信雄「E. リヴィングストンを読む : 科学のエスノメソドロジーの理解のために」『文教大学国際学部紀要』。ホクホク。→と思ったら既に出版されてたか。

論文が公開されているのがめっかった。ホクホク読もう。 http://sucra.saitama-u.ac.jp/modules/xoonips/detail.php?id=BKSK070004 E. リヴィングストンを読む : 科学のエスノメソドロジーの理解のために 別タイトル Reading Livingston : making sense of e…

「ビジターセッションにおける接触場面の談話・会話分析」『同志社大学日本語・日本文化研究』というのは。

RSSで引っかかってきたけど、教育場面の分析のようであるな。いわゆるエスノメソドロジー系の会話分析、ではなさそうだけれど。 http://doors.doshisha.ac.jp/webopac/ctlsrh.do?bibid=TB10302381&displaylang=en title: ビジターセッションにおける接触場面…

エスノメソドロジーのパーデュ大学シンポジウムのPDFファイルの場所がかわってた。

エスノメソドロジーの古典的な文献で、パーデュ大学でのシンポジウム記録、というのがあって、それがweb上で無料公開されていたというのを昔、知って、たまげてたわけだけれど、 ひょんなことから、もういちどweb上で探そうと思ったら、なかなかみつからなく…

スキャナでマークシートを読み取れるフリーソフト。SQSなるものが。ほか。

http://sqs2.net/ これはつかえるだろうか。 あと、 棚橋菊夫「マークシートによる出席管理の実際」流通科学大学教育高度化推進センター紀要 第3 号, 11-22(2006) http://umds.jp/facility/higher-edu/bulletin/documents/3gou2.pdf というのがあって、 そ…

「「教育社会学文献調査」インターネット入力のお知らせ」

http://www.gakkai.ne.jp/jses/2010/02/23140731.php 「教育社会学文献調査」インターネット入力のお知らせ 投稿日:2010年02月23日 紀要編集委員会 毎年行っております「教育社会学文献調査」は、今年度から従来の調査用紙による回答に加えて、日本社会学会…

ゼミで読んだ今田絵里香「少女雑誌における「少女ネットワーク」の成立と解体」。学生「森ガール?」→私「と腐女子のまざったやつちゃうか」。まちがってますか。

きょうの二回生のゼミで学会誌論文を読むってので、学生が選んで発表したのが、これ。 http://ci.nii.ac.jp/naid/110001878028 今田 絵里香 「少女雑誌における「少女ネットワーク」の成立と解体 : 1931〜1945年の少女雑誌投稿欄分析を中心に」 『教育社会学…

秋葉昌樹「保健室の"前"と"後ろ"」。

わずか1ページの短い文章だけれど、たとえば学生さんにこれを読んでもらって、そこからいろいろ考えられる。 ていうか、5月に書き終わって提出していま本に載るのを待っている論文があって、まさにこういうことを書きたかったのだよなあ。 http://www.flic…

森傑「PFI事業の提案書作成におけるエスノデザインメソッドの考察 : Private Finance Initiativeの施設計画に関するエスノメソドロジー」

というのがキーワードで引っかかってきた。 http://hdl.handle.net/2115/37283 タイトル: PFI事業の提案書作成におけるエスノデザインメソッドの考察 : Private Finance Initiativeの施設計画に関するエスノメソドロジー その他のタイトル: Ethno-design-met…

『エンドレス・ワーカーズ―働きすぎ日本人の実像』とか著者の論文とか。

卒論の学生さんが朝日の特集シリーズの記事をもってきた。そこで語っている人の名前でなんとなく検索をかけたら、面白そうな本。検索して探してみたら市立図書館にあるということだったので、帰り道に借りて帰れと指令。で、わたくしは自分でも欲しくなる。…

リー・トンプソン「大相撲の近代化」「国技 相撲は外国人力士に席巻されてしまうのか?」「スポーツを通して知る社会−日本人とは、私とは誰か?」

http://www.nichibun.ac.jp/graphicversion/dbase/forum/text/fn003.html http://www.waseda.jp/student/shinsho/html/69/6910.html http://www.waseda.jp/jp/journal/2005/0504_07.pdf ↑ 授業で学生さんに↓この本を紹介して読んでたので、そのつながりで、…

加藤秀俊 著作データベース「昭和・平成世相史①饒舌列島日本の言論」言論の自由と不自由

なんかどっかの本で、だれかが、柳田国男の名前を挙げながら、農村社会の日本人は長い文章を喋るということをしなかったとかなんとか、書いてたなあ、というおぼえがあって、柳田をしらべなきゃと思っているうちにそもそもその本が誰のなんという本だったの…

『教育社会学研究』全文がweb上で無料一般公開されているのを学生さんに利用してもらおう。

まえも貼り付けたような気がするけれど。 http://ci.nii.ac.jp/vol_issue/nels/AN0005780X_ja.html もう、創刊号から最新号まで公開されている模様。