『銀座カンカン娘』みた。

銀座カンカン娘 [DVD]

銀座カンカン娘 [DVD]

BSでやってて、なんとなく録画してみた。1949年の、高峰秀子主演、テーマソングも高峰秀子、という、まぁほとんど想像がつきそうな映画なんだが、見てみたら意外に想像を超えるところもなくはない。高峰秀子の友達という役回りの笠置シヅ子にもおなじくらいの出番があるし、おなじように歌うし、というのがひとつ。それにも増して、高峰と笠置が居候をしているのが落語家の家の二階、ということになっていて、その落語家が五代目の古今亭志ん生という。で、映画のラストは志ん生のおめでたい落語で終わるという。いや、ふつうはこういう映画なら高峰や笠置はじめみんなが「カンカン娘」を盛大に歌うところでエンディングとなるとしたもんなのだけれど、まさかの志ん生のおめでたい落語で終わるという。