先日買った『スピノザの世界』、よかった。
- 作者: 上野修
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2005/04/19
- メディア: 新書
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もう一冊。
『英語を学べばバカになる』、ようやく書店に並び始めたのをみつけて、読んだ。
英語を学べばバカになる グローバル思考という妄想 (光文社新書)
- 作者: 薬師院仁志
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2005/05/17
- メディア: 新書
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- 作者: 山田雄一郎
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/02/08
- メディア: 新書
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たしかに同じようなテーマではあるけれど、
英語教育学を専門とする著者による後者が、より実地の英語教育を視野に入れたテキストであるのに対して、
社会学や国際文化を専門とする著者による前者は、まぁ、タイトルはかなりあざといけれど中身のほうは、より社会学的・国際関係論的な議論をおもにしている。
ので、あわせて読むといいと思う。
ついでにもう一冊。
これも最近出た、おなじく教育社会学者の苅谷先生による
- 作者: 苅谷剛彦,西研
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2005/03/08
- メディア: 新書
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というのも、『英語を学べば』のほうで批判的に論及されているアメリカ的な発想を読んで、思い出したのが、この本で主張されている「結社の自由」等々の教育のデザインについてだったから。