通勤電車の日能研の問題シリーズで疑問。

http://www.nichinoken.co.jp/mondai/fsm_ind.html
「四角い頭を丸くする」でおなじみの日能研の電車車内広告を見たら、なっとくいかない問題があった。

たろうくんは理科室で、金属でできた棒と球をみつけました。
表面は電気を通さないペンキで塗られています。
先生は、このふたつが、異なる金属でできている、といいます。
それをしらべるためには、なにを測定すればいいでしょうか?
ただし、この棒や球を壊したり傷つけてはいけません。

みたいな問題。
で、答えは

質量と体積とを測定して密度を計算してくらべる。

みたいなことやったと思う。
たしかにそれは最初にすぐ浮かんだのだけれど、
でもですね、
この金属製の棒や球が、たとえば中空であるという可能性は、常識的に考えて無視できないとおもうのですよ。じっさいにいかにもありそう。
そうすると、外形だけから見て質量と体積から密度を算出しても、かなりいみないんでは、と。

というので、通勤している間、「正解」を考えていたのですが、

質量を測定して、また、加熱してみて温度上昇を記録し、比熱を算出して比べる。

というのはどうでしょうか、と。
だめかなあ。精度に難ありだろうか。

じつは、なやみつつ、なんの科学的根拠もなしに

放射線をあててみる

とかも考えたのだけれど、あんましいみないかな。