新人教員 増える不採用

http://eri.netty.ne.jp/educationnews/2005_09.htm#19_04

公立学校の教員は、専門性の高い職種のため、1年かけて能力を見極めることを目的に、採用から1年後に正式採用となる。文部科学省によると1年後に正式採用にならなかった新人教員は、2004年度で191人。病気を理由にした依願退職が61人など、依願退職が172人と大半を占める。全体では100人に1人(0.98%)の割合だが、1997年度(0.26%)の4倍近い水準。「教壇に立ったものの『こんなはずではなかった』と落ち込み、辞めてしまう新人が増えた」という証言もある。
[2005年9月19日付 日本経済新聞より要約]