ルネ・クレール『奥様は魔女』、ヴェロニカ・レイクがまぬけでかわいいなあ。

職場の最寄り駅の売店で、さいきん廉価版DVDが売られている。いちまい500円の、水野晴郎セレクションのやつ。で、いわゆる名画ぞろいなので、自分が未見でみたかったのもあるし、学生さんに薦めるむけにDVDで買いなおす、というのもふくめ、気軽に何枚も衝動買いする。また、職場の近くの商店街の中のレコード屋さんでも店頭セールのかご売りで、べつの廉価版DVDシリーズが、こちらは1まい980円で、これも数枚いちどに買う。
で、とりあえず見たのが、ヴェロニカ・レイクが魅力的だという『奥様は魔女』。

奥様は魔女 [VHS]

奥様は魔女 [VHS]

で、魔女ってぐらいだからもう少しエッチな感じの魅力かと思っていたのだけれど、思ったよりふつうっぽいっていうか、ま、しょうじきいってまがぬけた感じの魔女で、さいしょは、だいじょうぶかなあ、とおもったけれど、なんかまがぬけたところがかわいいかも、というふうに思いなおしつつ見た。じぶんで作った媚薬を自分が飲んでしまうあたりの絵に描いたようなまぬけっぷりは素晴らしい。ルネ・クレールならではの端正なコメディですね。