学力テスト:06年度から「総合分野」を試験に 東京都

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/edu/news/20060223k0000m040092000c.html

東京都は、公立の中学2年と小学5年を対象に行っている学力テストに、06年度から「総合分野」の試験を取り入れることを決めた。各教科で培った知識や技能で、日常生活での課題を解決できるかどうかをみるのが目的で「総合的な学習」に対応する。文部科学省が07年度に全国で実施予定の学力調査は、国語と算数(数学)だけで、同省によると、総合的な分野での大規模な試験は例がないという。

 都教育庁によると、試験内容は庁内に検討委員会を設け、秋ごろまでに案を作る。受験する児童・生徒が約15万人に上るため、採点方法などについても検討し、07年1月の学力テストから実施したい考え。

 想定される試験内容としては、あるテーマを調べるために、その方法や見学する施設、そこまでの行き方などについて答えさせる。地図などを使って見学ルートを作らせ「なぜ、そのルートを作ったのか」といった点についても答えさせる。担当者は「教科の枠を超え、考える力や資料を活用する力、説明する力などをみる内容にしたい」と話している。

 都の学力テストは、正答率が低かった分野の指導強化に役立てようと、03度から中2(5教科)で実施。04年度から小5(4教科)を加えた。【猪飼順

毎日新聞 2006年2月22日 20時38分

学力テスト2題、てとこですな。
テストって何?みたいなことを考えるチャンスではあるね。