肥満増加で米の公立学校がコーラ類販売停止…全乳も

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060504-00000112-yom-int

【ニューヨーク=大塚隆一】米国市場の清涼飲料大手3社は3日、糖分を加えた炭酸飲料などを公立学校で販売することをやめると発表した。

 子供の肥満の増加を懸念する健康団体や各州保健当局の要求に応じたもので、2009年までにすべての公立小中学校の食堂や自動販売機からコーラ類が姿を消すことになる。脂肪分を減らしていない牛乳(全乳)も学校現場から追放される。

 販売停止に応じたのは、コカ・コーラペプシコ、キャドベリー・シュウェップスの3社。報道によると、小学校と中学校で売ることができるのはミネラルウォーター、脂肪分を少なくした「ローファット」や「ノンファット」の牛乳、果汁100%のジュースだけになる。高校ではこれらに加え、低カロリーのジュースやダイエットコーラを認めるという。
(読売新聞) - 5月4日21時44分更新

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060412-00000570-reu-ent

多くの米国民「自分以外は皆太り過ぎ」=調査
 [ワシントン 11日 ロイター] 米調査機関ピュー・リサーチセンターが11日に発表した統計で、米国人の9割は同胞の大半が太り過ぎだと認識している一方、自分自身が太り過ぎだと自覚しているのはわずか4割だということが明らかになった。
 政府統計によれば、米国民の6割超が太り過ぎで、そのうち半数は肥満に分類され、体重過多による健康被害のリスクが深刻なことが示唆されている。
 しかし、同センターが2000人超の成人を対象に実施した電話調査によると、多くの対象者は自分の身長を実際よりも高く、体重については少なく見積もっているため、本当は太り過ぎでもそれを自覚していないことが分かった。
 同センターは「調査結果から、米国民の大半は、太り過ぎを自覚する人を含め、遺伝的傾向や食品会社の広告などよりも、個人的な行動が太り過ぎの主要因だということに同意している」と指摘している。
(ロイター) - 4月12日14時5分更新

ていうかこれ素敵な話であるなあ。
でも、オチのところは、食品会社の責任を個人に転嫁しようとしてるねえ。