散歩で買ってきた本。『京都ゲイタン物語』『Ex-formation植物』『論理的にプレゼンする技術』『学歴分断社会』。

京都ゲイタン物語

京都ゲイタン物語

Ex‐formation植物

Ex‐formation植物

学歴分断社会 (ちくま新書)

学歴分断社会 (ちくま新書)

さいしょの2冊は、散歩コースにある本屋さんの、美術の棚で見かけた。
『ゲイタン』は、京都ゲイタンの卒業生でいま漫画家をやってる人が、学生時代を懐かしんで描いたもの。学生時代に近所にあった大学だったし、どうやら世代も近い(通学路ですれ違っててもおかしくない近さ)ので、読んでてこっちもローカルに懐かしい。
『植物』は、ムサ美の基礎デザイン学科のゼミの卒業制作からできた本ってところ。Ex-formationてのは造語で、インフォメーションの逆で「未知化すること」みたいな思い入れらしい。で、「植物」というテーマから出発して異化したり膨らませたりして作品を作ってる。なんかこう、ビジュアルなアイディア集みたいな感じで面白いのと、たんじゅんに植物の緑色がきれい。ていうかどの作品にも共通してるので本の印刷の段階でそうしているのだろうけれど、植物の緑色が総じて明るく黄緑っぽく鮮やかに発色している。そのことの趣味いかんはともかくとして、小ぶりでアートっぽいビジュアルなアイディア集としてはきれいで結構である。