新刊が出るようだ。『会話分析基本論集』。っと、『患者参加の質的研究』ってのが出てる。

なんか、まだamazonには出てないけど。出版社サイトには出てますね。
http://www.sekaishisosha.co.jp/cgi-bin/search.cgi?mode=display&style=full&code=1501

『会話分析基本論集 ― 順番交替と修復の組織』(世界思想ゼミナール)
H. サックス 著/E. A. シェグロフ 著/G. ジェファソン 著/西阪 仰 訳/S. サフト 翻訳協力
 
目次
「会話のための順番交替の組織 ― 最も単純な体系的記述」
 (H. サックス,E. A. シェグロフ,G. ジェファソン)
「会話における修復の組織 ― 自己訂正の優先性」
 (E. A. シェグロフ,G. ジェファソン,H. サックス)
 
定価2,415円(税込)
2010年12月発行
四六判/266頁
ISBN978-4-7907-1501-6
会話がいかに精巧に組織されているかを明らかにした、最も基本的な論文の日本語訳。精細な解説的訳注付き。人間の相互行為への深い洞察に満ちた一冊。アメリ言語学会の『Language』誌に掲載された論文中、最も多く引用された論考を収録。
世界思想ゼミナール (社会)


で、それをamazonさんで探したらこういうのが出てました。

患者参加の質的研究―会話分析からみた医療現場のコミュニケーション

患者参加の質的研究―会話分析からみた医療現場のコミュニケーション

だんだんこういうのが出るね。チェックだなあ。
著者の人は
法廷における“現実”の構築―物語としての裁判

法廷における“現実”の構築―物語としての裁判

こういう本があって、それを翻訳した方。
法社会学の人なのか。そっから「患者参加」、という切り口、と。

おっとっと。
著者の方のサイト(http://pubweb.cc.u-tokai.ac.jp/ken3282/)を見てみたら、『患者参加』も翻訳書のようですね。
ていうか、以前ここ(くもり。 - クリッピングとメモ)で言及してた、トラバースという人の論文を翻訳公開していた方じゃないか。
また、法現象のエスノメソドロジー関連でさらに翻訳書の出版準備をすすめておられるようである。たのしみ。2009年出版予定。