通勤電車で読む『アイデアを形にして伝える技術』。ハックスだった人。藤子不二雄的な。

アイデアを形にして伝える技術 (講談社現代新書)

アイデアを形にして伝える技術 (講談社現代新書)

なんとかハックス、という本がたくさん出ているなあ、と思ったのが4年前のこと(http://d.hatena.ne.jp/k-i-t/20070827#p1)で、その最初のほうでかなり良かった印象があった(装丁もかっこよかった)本の著者だったのがこの人で、小山という人と共著だった。それでそのご、小山という人は何冊もそのシリーズを出していて、でもなんとなくしょうもないネタの混入率が増えてきたかなあ、というのはあるのだけれど、もうひとりの原尻って人の本が新書で出たのがこれなわけである。店頭平積みで見かけて買った。
内容は、まぁ4年前の本で見かけたようなこととそんなにちがうわけでもないような印象なのだけれど、まぁ、マーケティング・プランナーの人ってこういうかんじなのね、という。それが新書で読めるわけだし。なんか、4年前のたねあかしというか、藤子不二雄が一人一人で描いたら、みたいなかんじか。まぁ、いまさら感激はなかったけれど、わるくなかった。
学生さんが企画仕事に参加させてもらえるようなコラボ話を、模索している。そこで、こういう本を読ませながらできたらいいかも、とか。