『近代ヨーロッパ宗教文化論』。さしあたり「ボヴァリー夫人」論の章だけ。

この著者の人は、蓮實「ボヴァリー夫人論」関連の鼎談でも喋ってたし、この本も何度かその文脈で紹介されてたし、それ以前に新書本の『フランス恋愛小説論』がおもしろかった(ほんとうに雪は降るのか?今はこんなに晴れているというのに!! - クリッピングとメモ)という覚えがある人で、まぁしかし厚い本なんで、先日からの流れで「ボヴァリー夫人」を論じたふたつの章だけ読んだ。読みやすかったけど。