ひょんなことから草野進の
プロ野球批評を読み返そうということになり、ちょうどつい先日、帰省した時に本棚の中に『
読売巨人軍再建のための建白書』を見つけて少し読み返したりしつつこっちに持っては来なかったことをしまったと思いつつ、また、持ってるはずの『
プロ野球批評宣言』が本棚の中に見つからなかったりしつつ、しかし研究室の本棚の文庫本の棚の奥のほうをごそごそと発掘調査していたらこの本が出てきたのでよかったこととする。それで再読。
蓮實重彦の映画批評とくらべて、「言い当て」的な断言の芸で読ませるようなところがあって、これはこれで別の面白さだったなあと思う。