『ブローティガン 東京日記』は日記みたいな句集みたいなロスト・イン・トランスレーションな詩集。41年前の今日とか。

ブローティガン 東京日記 (平凡社ライブラリー)

ブローティガン 東京日記 (平凡社ライブラリー)

寝る前に。ブローティガンが日本を訪れてたということで、そのときに日記みたいな日付つきの短い詩を書いていて、それが彼の最後の詩集になったということのようだけど、1976年の6月ということで、日付を見ていると、41年前の今日、というのもでてくる。まぁ、日記というほど克明にその日の事実を書いているというわけではなくて、言葉の通じない国でロスト・イン・トランスレーションなよるべなさを俳句インスパイアみたいにぼそぼそ綴っている。