通勤電車で読む『バレーボール超観戦術』。

Twitterを見ていたら紹介されていて面白そうで読んでみた。バレーボールを見るときに分析的に見れるように、という本で、サッカーについてはたとえばこのまえ読んだもの(https://k-i-t.hatenablog.com/entry/2023/09/20/002333)とかがあってそれと同じようなノリの本。
帯に「3回の間に数的優位を作れ!!」と書いてあって、また裏表紙がわの帯には「ローテーションを理解すれば、観戦力が一気にレベルアップ。「バレーボールの何を見ればいいのか」がわかる!!」と書いてある。
バレーボールにはローテーションというのがあるわけで、ローテーションによってどの位置にどの役割の選手がいるという状態が決まり、それによってどこにサーブを入れて誰に受けさせれば攻撃の選択肢の幅を限定させることができて、等々、じっさいのプレイヤーの念頭にあるものや、「見て」いるものや、その「原理」を、言語化してくれている。そういうことを理解して踏まえたうえで観戦したら、「駆け引き」や「意図」が見えてくるようになって、そうするとより面白くなるのかしら、と思う。
こういう本を参照しながらバレーボールの試合を見てみて、ちがうものが「見えて」くるようだと面白いのかなあ。