それはそれとして、読者像をどう思い浮かべるかという話はぐっとくる。

今やっている研究会の懇親会でこのまえも、そういう話になって、論文を書こうとしても顔が浮かばなくてとほうにくれるよねえ、そうそう、という方向性でもりあがったりした。
漱石論はともかくとして、ということなら、実感として、読者の顔をどう思い浮かべるか(思い浮かばなくてかけなかったりするか)というのは切実にわかる。