このままいくと12月ごろは猛暑やな。

「暑いな」「ああ暑いな」「もう6月やからな」「せやな」「来月はもっとあつなるで」「そうやろな。夏やさかいな」「6月7月8月とあつなっていったらこのままいくと12月ごろは猛暑やな」

というニュース。
けさ、「めざましテレビ」で「北極ぐまが絶滅します」と言っていた。氷がなくなっておぼれるらしい。
それはたいへんやな。
http://www.sankei.co.jp/news/041102/kok101.htm

2070年に北極の氷消滅 温暖化原因と報告書

 地球温暖化が続けば2070年の夏には北極地方から氷が解けてなくなり深刻な影響が出る−北極圏8カ国の科学者らがこのような報告書をまとめ、直ちに二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出規制に取り組むよう警告した。2日付の英紙フィナンシャル・タイムズが報じた。

 報告書は米国、カナダ、ロシア、北欧諸国など計8カ国で構成する「北極評議会」の委託で各国の科学者計約250人が4年かけて作成。

 それによると、北極の氷山は前例のない速いペースで解けており、過去30年間で北極地方の氷の厚さは半分、分布面積は10%減ったという。

 気候変動がこのペースで続けば、2070年の夏には北極地方から氷が消滅する可能性があると予測。氷の溶解により21世紀末には海面が1メートル近く上昇し、多くの国の沿岸地域に洪水の被害をもたらす可能性もあるという。

 同紙は一方で、北極地方の温暖化で氷が解ければ、船舶の通航や石油、天然ガスの開発にとっては有利との専門家の見方も伝えた。(共同)

(11/02 22:08)

しかし、気温って2070年まで単調に上昇するんですか?
ぎゃくに、65年前のことを考えたりするとどうか?
むしろ、「地球は氷河期に入る!」という予測のほうが多かったのでは?
なんかへんだぞ、
というのが、薬師院仁志地球温暖化論への挑戦』で、これ面白い本です。

地球温暖化論への挑戦

地球温暖化論への挑戦

で、地球の気温の変動って、むしろたとえば太陽の黒点の数の変動に平行して起こってるとか。
↓こちらのかたのHPの
http://env01.cool.ne.jp/index02.htm
↓この資料でも引用もされてますが。
http://env01.cool.ne.jp/open/open01/co2_01.htm

同じような話は、このまえ「トリビア」でもやってたけど、
日本の人口は西暦3000年に27人になる、というの。
西暦3000年に日本の人口は27人? - ミムさんの独り言
新聞記事だと、さすがにそこまで派手にやらなくて、
全国のニュース | ニュース | 熊本日日新聞社

2300年には約90億人 日本18位に

 【ニューヨーク4日共同】国連経済社会局は4日、西暦2300年の世界の人口はインドの約13億7100万人を筆頭に、現在の約64億人から約90億人に増加するとの長期的な推計を発表した。

 日本の人口は2000年の約1億2700万人から約1億人に減少するとし、世界順位も9位から18位に下がると予測している。

 「90億人」との推計は、途上国を含めた出生率が長期的に女性一人当たり2人程度の出産で安定するとの予測に基づく。仮に現在の出生率が続けば2100年には440億人、2300年には最大で1兆3400億人になるとしている。

 インドは、2050年に約15億3100万人で世界最多となり、2300年にはやや減少するが約13億7100万人でトップを維持する。2位は中国(12億8500万人)、3位は米国(4億9300万人)、4位はパキスタン(3億5900万人)と続く。

無意味な計算だなあ。
日本だってつい60年前、終戦ごろは出生率4.5くらいいってたわけで、それが10年間で2まで急激に落ちてるわけで、さらにそこから少子化になってるわけで、

http://www1.ipss.go.jp/seisaku/html/111b1.htm

だから、「途上国を含めた出生率が長期的に女性一人当たり2人程度の出産で安定するとの予測に基づく」ような計算ていうのは、ほとんどいみないのでは。
落合恵美子『21世紀家族へ』がいい本です。

21世紀家族へ―家族の戦後体制の見かた・超えかた (有斐閣選書)

21世紀家族へ―家族の戦後体制の見かた・超えかた (有斐閣選書)