『A.I.』みた。

見よう見ようと思いつつ見てなかったのをBSでやってたので見た。

A.I. [DVD]

A.I. [DVD]

この手の映画の鉄則として、子役の顔で決まり。
と思っていたら、
だいたいこれ最初の50分と最後の20分ぐらいで中篇のせつないホームドラマになったものを、
映画は破綻に破綻を重ねて、
こりゃ夢オチかな?と思わせといて悪夢以上に酷薄な現実だったりして、
このへんでうまいことオチかな?というところを何度も裏切って、
さいごに儚ぁーいエンディング。
まったく、
トラウマまみれの男に金を持たせてはかなわない。
青山真治と阿部和重と中原昌也のシネコン!

青山真治と阿部和重と中原昌也のシネコン!

この本で青山真治中原昌也が激賞してたのを読み返した。
このひとたちが褒めると、ダメ映画に思えてくるのが不思議だ。いい意味で。