「仕事と育児」両立進まず M字カーブは見かけだけ

http://eri.netty.ne.jp/educationnews/2006_07.htm#13_02

25〜29歳の女性の労働力率が上昇しているのは、大半が女性の晩婚化や非婚化、晩産化が原因との分析を内閣府がまとめた。出産・育児を機に仕事を辞める女性が増える「M字カーブ」が改善したのは見かけだけで、女性が仕事を続けながら出産・育児をしやすくなったからではないと分析している。欧米の主要国ではM字カーブはほとんど解消され、OECD加盟国で今もM字カーブが確認できるのは日本と韓国だけとされる。今後はM字カーブの解消の中身を変えることが課題となる。
[2006年7月13日付 日本経済新聞より要約]