名張市立図書館:窓口業務、図書館流通センターに委託−−来月から /三重

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060907-00000183-mailo-l24

◇1時間半延長、祝日も開館
 名張市教育委員会は、10月から市立図書館の窓口業務を委託する民間業者を図書館流通センター(東京都文京区)に決めた。民間委託に伴い、開館時間は午前9時半〜午後7時と1時間半延長し、祝日も開館する。
 同センターは業界最大手で、全国の公立図書館74館で業務を請け負っている。従業員の資格や研修内容などを盛り込んだ請負提案書を市内外の6社が提出していたが、市は選考委員会(委員長、上田三男・市社会教育施設改革担当部長)で提案書を採点し、高得点だった同社に決めた。委託料は来年3月までで1690万円だが、市は07年、08年も引き続き同社と契約する方針。
 10月から、同館の市職員7人は3人に減らし、運営方針や購入図書の決定といった基幹業務に専念させる。現在9人いる臨時職員は今後は雇用しない。一方、同社は統括者(社員)を1人置く以外は契約社員とし、契約社員13〜15人を雇用する方針。
 同館は民間委託で節減した経費の一部をサービス向上に充て、現在の午前10時〜午後6時の開館時間を1時間半延長。また月曜、祝日、年末年始などを休館日としていたが、祝日を開館日にし、年間約20日開館日が拡大する。【熊谷豪】〔伊賀版〕
9月7日朝刊(毎日新聞) - 9月7日17時1分更新

ま、地方版に出た一事例ということで。