「米マサチューセッツ州の小学校、鬼ごっこ禁止」授業で言っているようなことだ。

http://www.cnn.co.jp/fringe/CNN200610190020.html

マサチューセッツ州の小学校、鬼ごっこ禁止
2006.10.19 Web posted at: 17:24 JST - CNN/AP
マサチューセッツ州アトルボロ──米ボストン南方のマサチューセッツ州アトルボロ市内にあるウィレット小学校は、児童が休み時間に監督者がいない場所で、鬼ごっこやタッチフットボールなど身体接触がある遊びをすることを禁止した。
万が一児童が負傷した場合、学校側の責任が問われるというのが理由。禁止を承認した同小学校の校長は、「休み時間には事故が起きる可能性がある」とコメントした。
禁止は地区全体に広がっていない。ただ、数年前には同地区周辺の一部学校で、ドッジボールが排他的かつ危険との理由でやり玉に上げられた。
先日にはワイオミング州シャイアンやワシントン州スポーケンの小学校でも、休み時間中の鬼ごっこが禁止された。南カリフォルニア郊外チャールストンでも、監督者がいない場所でのこうした遊びが禁止された。
ボストン近郊に住む2児の母親は、「子どもの生活が細かいところまで管理されるのは不幸なこと」と語り、子どもが鬼ごっこなどを通じて社会性を身につけると指摘した。ただ、子どものけがが少なくなるとして、こうした遊びの禁止を歓迎している保護者もいる。

ちょうど授業で話しているような話題。
↓この本の中の油布先生の論文。戦後の学校事故の新聞記事の分析。

教師の現在・教職の未来 - あすの教師像を模索する シリーズ子どもと教育の社会学 (5)

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日本では戦後の昭和40年代に、子どもと教育の学校への囲い込みが進んで、それによって、学校の外部から学校が切り離され、同時に、学校という空間の内部に教育という意味づけとその責任が問われるようになった、みたいなはなし。