疲れて帰宅の電車で五月みどりとか聴いてなごむ。

いやー最近くたびれて帰宅する。で、電車で、RIOあらためSIGNEOで何か聴いたりして気晴らししつつ帰るのだけれど、さいきんそこに入っているのが、スパイダース、フォーク集、渚ゆう子、女性歌手集、といったところで、その女性歌手というのも、五月みどりとか畠山みどりとかそういうの。「恋は神代の昔から」とかね。「芸者ワルツ」とか。で、今日なんかよかったのは、スパイダースの「ダンス天国」なんかもよかったのだけれど、五月みどりが悪くない。
「一週間に十日来い」と「お座敷ロック」のことを言っているのだけれど。
「一週間に十日来い」のほうは、お座敷の手拍子の2ビートが、平成の耳で聴くとすごくジャンプしてるかんじで、しかもその背後で小皿ならぬ鉦や太鼓?が、ンッチャカチャッチャスッチャカチャッチャと細かく刻み、その上にキュートな(頃の)五月みどりの唄が乗って、非常に気持ちがよろしい。
いっぽう、「お座敷ロック」のほうは、適当に行儀のいいロカビリーのリズムの上に、三味線が乗り、さらに五月みどりのキュートな(頃の)唄が乗って、こうなるともうなんでもよくなる。
芸者、とか、お座敷、とか、そういうのがまだリアリティを持っていた頃の楽曲なわけで、ちょっと不思議なかんじではある。

コロムビア音得盤シリーズ 五月みどり

コロムビア音得盤シリーズ 五月みどり


いま見たら、このCDの選曲はすばらしいですな。わたしは女性歌手集という500円のコンピレーション盤で聴いているのだけれど、五月みどりで一枚持っておくのもいいね。

1 おひまなら来てね
2 あしたも来てね
3 忙しくても来てね
4 一週間に十日来い
5 お座敷ロック
6 貴方なんか来ないで
7 わたし一人に彼氏が五人
8 一人で来てね
9 あなたの名は赤とんぼ
10 コロッケの唄