『超訳「資本論」』使用価値のあるよい本。

超訳『資本論』 (祥伝社新書 111)

超訳『資本論』 (祥伝社新書 111)

資本論』第一巻を強引に新書一冊にまとめたレジュメ、のような本。
これを読んで『資本論』を理解できるか、というと、そういう本ではない。あくまでレジュメであって、つまり、この本で全体的な見通しをつければ『資本論』がいくぶんかなりとも読みやすくなる、というような使い方をする本だと思う。