時間ができたら、ということで置いてあった本を読む。ひとつのケースを一冊かけて紹介する。やっぱり事例を読むのはおもしろい。ちなみに、『女坂』というタイトルで出ていた本の加筆修正版だということで、『女坂』は10年以上前に研究室に買っていたままなんとなく読んでなかったのだ。なのでよかった。まぎらわしいけど。
- 作者: 東山紘久
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 2007/09/01
- メディア: 単行本
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- 作者: 東山紘久
- 出版社/メーカー: ミネルヴァ書房
- 発売日: 1994/12
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で、この本にも書いてあることなのだけれど、フロイト派の分析を受けると患者さんはフロイト派的な夢を見てくるようになるし、ユング派のクライアントはユング的な夢を見てくるようになるわけで、東山先生のクライアントはわかりやすい夢を見てくるということなのだろう。明晰で、力がある、ということなんやろなあと思う。