出たんですな。『教育文化を学ぶ人のために』。

教育文化を学ぶ人のために

教育文化を学ぶ人のために

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目次
なぜ教育文化論か ― 序論にかえて

■第?部 現代の教育文化
第1章 教育のニュー・メディア幻想(佐藤卓己
第2章 キャンパス文化の変容(岩田弘三)
第3章 教育達成と文化資本の形成(片岡栄美)

■第?部 学校空間と教育言説
第1章 儀礼=神話空間としての学校(山本雄二)
第2章 教育問題と教育言説(北澤 毅)
第3章 教育イデオロギーとしてのアスレティシズム(デビッド・ノッター)

■第?部 社会化と超社会化
第1章 家族と子どもの社会化(清矢良崇)
第2章 引退論序説 ― 「降りること」の困難さについて(亀山佳明)

■第?部 教養とアカデミズムの変容
第1章 教養の制度化と利害衝突(山口健二)
第2章 立身出世主義にみる文学少年の近代(目黒 強)
第3章 アカデミック・コミュニティのゆくえ(稲垣恭子

●ティータイム
スタイルの教育(井上 俊)
大学教授職にバブル時代が三回もあった(竹内 洋)
尊敬力と憧憬力(大村英昭

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執筆者紹介

                                                    • -

稲垣 恭子 編
定価2,310円(税込)
2011年 4月発行
四六判/302頁
ISBN978-4-7907-1524-5教育に対する道具的な見方の一方、それを越えた価値、文化的慣習等への関心や憧れが顕在化しつつある。本書は規範的な教育研究や従来の教育社会学と異なる角度でこうした教育=文化現象に光を当て、新たな社会学的アプローチの可能性を拓く