「幻の活動大写真」とかいうので日本の活動写真を。「茶目子の一日」とか「忍術千一夜」?とか?

むかし録ったVHSをDVDに落とす作業がてら。リビングのフローリングをひさびさにワックスがけしながら横目で。深夜にやっていた映画番組の特集で「幻の活動大写真 3」とあったので、1と2は見逃してたのだろう。検索をかけてみると、DVDではないようだけれど、ビデオのシリーズとして出てたもののようだ。
「幻の活動大写真 全六巻」http://www.alpha-net.ne.jp/users2/planet1/link/video_list.html
なるほど、これを二巻ずつ3回に分けて放送してたのだな。なのでわたくしが見たのはビデオシリーズで言うと第五巻と第六巻、ということになる。
それで、
いちばんわかりやすく印象に残ったのは、短いアニメの「茶目子の一日」というので、昭和6年のオペレッタ映画で、当時の唱歌をもとにつくられたものだと(茶目子の一日 - Wikipedia)。
検索をかけたらYouTubeでもでてきました。

以前、公民館で勤めてた卒業生で、高齢者のあつまりで何か紹介できる古い映画とかないですかねえということで、短いのということだったのでそのとき思いついたのが小津の「突貫小僧」で、まぁそれはそれで楽しく見てもらえたようだったのだけれど、「茶目子の一日」とかそういうの向けかもね。YouTubeにも出てるけれど、高齢者の人たちとか、そういうの見ないからね。ふつうに懐かしい感じで見てもらえるかも。
あと、「忍術千一夜」(こちらのウェブサイトで感想が→■日本映画の感想文■忍術千一夜)というの。
上記ビデオの紹介文にいわく

http://www.alpha-net.ne.jp/users2/planet1/link/katugeki6.html
忍術千一夜
50分/1939(昭和14)年/大都映画
主演:近衛十四郎、クモイサブロー 監督:大伴龍三
昭和10年代に子供たちの夢を育ませ、楽しませた一連の娯楽映画があった。大都、極東、全勝という三つの映画会社が競って子供向きの作品を作り続けた。一般に「三流映画」と呼ばれ、名作でないためフィルムがほとんど残っていない。
この作品はほぼ完全な形で見ることができる珍しい作品である。

これなんか、めんどくさくなくたんじゅんに楽しめる。