『文化系女子のための少女漫画案内』読んだ。

文化系女子のための少女漫画案内

文化系女子のための少女漫画案内

表紙の割に(でもないのか)つくりがおおざっぱで、文化系女子の人が5冊ずつ、ということはひとり見開き2ページ、3段×2頁=6つ書くところがあるうちの最初の一つがその文化系女子の人のポートレート&紹介文で、あとの枠でおきにいりの5冊の少女漫画を紹介していく、それが50人分ぐらい続く、途中に対談とかエッセイとかがちょこちょこはいる、というつくり。
なんだけど、けっこう紹介される作家・作品が重なっていて、そうすると逆にこれ紹介されないのか?というのが多い気がする。そんなものなのかね。もちろん、自分の好きな作品が紹介されているとそうそう!ともりあがるわけではあるのだけれど。
もし自分が5冊(ていうか5作品)選んで紹介するなら・・・とあれこれ思いながら読むわけである。そうすると、たぶん一番好きなのについては黙ってるとして、それから誰もが好きだっていうのは重複なのでもったいないので黙ってるとして、まぁ、こういうときに誰もがパッと思い出すものではないけれど言われてみれば確かにそれは言及せねば!とか、マイナー作家だけど読めばきっとわかる!というのをあげていきたいわけである。
えーとたとえば、たとえばですが、さくらももこ岡田あーみんが紹介されるなら、文化系女子であれば、おーなり由子を紹介する人がいたって罰は当たらないと思うんですよ?
Amazonの中古でえらいねだんがついとるな。書影が見れます。
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そういえば今日は「むしば予防デー」じゃないですか。おもわず二十年ぶりぐらいで読み返しましたよ。やっぱりよかったですね。