『絶対文藝時評宣言』を枕元に置いてぱらぱら。やはりこれはいい。ちなみに散髪したので書いておく。

絶対文芸時評宣言

絶対文芸時評宣言

むかし、社会学の論文で「物語」というキーワードを使う論文で参考文献に『物語批判序説』があがっていたのはやはりいかがなものかと思ったものだけれど、ともあれ、この本にはずいぶん影響をされたと思うわけである。のっけから1ページ7.5円の作家と4.5円の作家、というはなしが衝撃的に面白かったし、後藤明生のユーモワとか、ハードボイルド・安岡章太郎、というのはかっこいいと思ったものだったわけである。