- 作者: 渋谷陽一
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1988/07/25
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- 作者: 渋谷陽一
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『全ロック史』読んだ。 - クリッピングとメモ
なにより、じぶんは渋谷陽一でロックを学んだ世代なんだなあ、ということで、基本的なパースペクティブは渋谷陽一のふたつの新潮文庫『ロック』『ロックミュージック進化論』を読んだり気になるところをレンタルとかで聴いたりして学んだので、まぁそれでカバーできてるところに関してはそれでよかったかな、ということだった。ただ、それらの文庫本は80年代ぐらいまでしかカバーしてなくて(『ロック』のほうは、ポストパンクの入り口とMTVぐらいまで。『ロックミュージック進化論』文庫版も、プリンスぐらいまで)、まぁ自分的にそれ以外で勉強になったのは鳥井賀句『パンクロックを超えて』というインタビュー集で、これでポストパンクをいくぶんか押さえたというかんじ。あとはジョン・ゾーン→ナパームデス→グラインドコア→デスメタル、とか、山塚アイ→ハードコアパンク、とか、空耳アワー→スラッシュメタルとか、まぁそんなかんじでなんとなく文脈というかイメージは形成されてなくはなかったけれど、基本的には90年代以降のことはあんましわからないかんじで - まぁいうまでもなく、ロックなどというのは本で読んだり文脈だけ押さえたりするもんではないのはとうぜんなのだけれど - まぁたとえばロックの歴史を50年代ぐらいから数えるとして、50,60,70,80年代ぐらいまでカバーしていても、90,00,10年代がカバーできてないんじゃないの、というわけで、『全ロック史』というのはいちおうその後、つまりロックの歴史の後半戦から今までをカバーしているよ、ということではあるのだった。
ところがしかし、そもそもロックの歴史の後半戦って、あるのか?というおはなしもあるわけで、たとえば南田勝也『オルタナティブロックの社会学』はそのへんの何度目かの「ロックは死んだ」具合を説得力を持って語っているわけで
『オルタナティブロックの社会学』。ニルヴァーナ以後、「97世代」以後のロックを考える。 - クリッピングとメモ
- 作者: 南田勝也
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- 発売日: 2014/04/05
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